「マインドマップ資格試験勉強法」改
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2025年2月14日号
本誌はNLPの観点から合格を目指せる勉強法を提案します。
合格者は自らがこれ自身になれる勉強を行えた。
NLPはその人たちに共通する型・パターンにも注目。
本誌で合格を目指す貴方にその型を提案し合格を支援します。
集中に関する両面戦略の実践ってどうですか
今月も折り返し時点。多くの義理が行き交う時でもある。それは関係なくても多忙を極める。納期は迫るわクレームは来るわ上司は偏屈だわで大変。その状況下でも本試験つまり受験勉強の納期は刻々と切迫する。
こんにちは近藤哲生です。いきなりガン詰めの書き出しでしたが前回の実践状況はどんな感じですか。「集中は気持ちの問題じゃなくて環境整備だね」「スマホを遠ざけるだけで集中できてヤバイ」等と実行に転じているのであれば幸いです。人も環境に生きるので当然の結果。その調子で集中、つまり理解力や記憶力を涵養できる状態で合格を目指した試験勉強を続けて下さいね。
人生いろいろ。集中に関する実践ができ始めると、新たな課題が浮上することも講座やコーチングで折に触れて拝聴。例えば「集中できるようになれたのに、朝勉に活用できなくて困る」「休日の朝に予定通り起きができなくて、集中した勉強に使えないのって問題」のような事例。多くの成功者が勧める朝活の一環として朝勉ができたら休日の試験勉強に弾みがつきますからね。

朝勉になれない受験生の行く末
だが「朝活ってもうオワコンじゃね」「夜の方が勉強にのれるよ」と夜勉を好む向きも少なくない。特に休日前に帰宅して勉強を始めると「明日は休みだから朝起きの心配しないで遅くまで勉強できる」となりがちなのは勉強に励みたい受験生としては、休日に睡眠負債を返済してきた習慣からしても、休日は遅くまで寝てきた習慣から当然の成り行き。これってどうでしょうか。
勿論「別に良いんじゃね」もあるでしょう。私的な休日をどう使いかは自分の勝手だから。しかし、そのままでは困った事態が確実に到来します。それが本試験の日時。この期は言うまでもなく朝から脳力全開で試験問題に取り組むことが合格を目指す為に必要。朝から脳力全開の状態はパソコン起動のように一発でできることでない。朝から脳力全開してきた習慣が支える。
習慣は一朝一夕に決して身につかない。時間を要するつまり同じ出来事の連続を通して形成される。数日ましてや数週間で体得できれば誰もが苦労はしない。対して「朝活で勉強って無理」とし続けると梅雨明けする頃に「試験当日に朝寝坊したどうしよう」とする不安を託つ受験生が決して少なくない。あるいは「午前の試験に集中できなくて不合格かも(T_T)」と嘆く以下同文。

たとえ半年先の試験日でも習慣形成や脳神経科学の観点から朝活で勉強ができるに越したことはない。今回は朝型で勉強する方法を確認したい。
結 論
その方法は2つ実践です。
1つは前夜の定刻就寝と翌日の定刻起床を厳守する。
もう一つは起床後に脳力全開ができる行為を定型化する。
定刻就寝と翌日の定刻起床を厳守することはこれに関して例えば「勉強の遅れを挽回したいから今夜はそれってパスで良いんじゃね」「昨夜は遅くまで勉強したからもう少し寝てても良いよね」等と自分と交渉しない。そうしたことの繰り返しがどうなってきたか。朝活で勉強でなく本試験当日を視野に入れると憂慮すべき夜型勉強の習慣を維持させるからだ。
眠れない夜はどうするのか
勿論「定刻就寝って言うけど目が冴えて眠れない」と反論もあるだろう。だが、それでも定刻になったら就寝する。この行為は実の所が定刻起床に基礎付く。更にいえば、脳神経科学的な仕組みからして、朝に早く起きることが夜の就眠に私たちを誘う。つまり早寝するから早起きができるのでない。早起きするから早寝ができる。結果的として私たちに早起きをさせてくれる。
確かに「ケドその早起きって布団からでれなくて無理」とする事情はあるだろう。朝が寒い時期、「温くて気持ちいい」等として床の温もりは人を魅了して止まない。「あと5分だけ」とか囁いて結局は朝寝坊をさせる。就寝時間の迫る夜半に目が冴えて定刻就寝を難しくする。ウン、そう記している私は元々が夜型なのでその仕組みに心から同意する。清き一票を投じよう。
しかしそうであっても定刻起床はこれを行わずして前述したことから翌朝のこれ自身を可能たらしめない。これを行ってこの当日に自然な定刻就寝ができる。例えば起床を告知する機器が鳴動したら四の五の自分と交渉などしない。潔くスックとまず起床する。遮光カーテンをしているのであればこれを全開にする。歯でも磨きながら朝日を目に入れる。軽くストレッチでも行う。

超合法的な超ヤバイ一発覚醒法
「ケド、そうしても朝が弱いので目が覚めない」とお嘆きの諸氏に超お勧めの行為がある。これはむしろ超超と言えるほど、あるいはエナジードリンク一気飲み以上に、目覚まし効果を発揮する。寝起きが極めて超悪かったこの私がこれを実践してきたその効果を実感してきた。それが2分間くらいの冷水シャワーだ。起床してボーッとしててもこれをすると、一発で脳が覚醒する。
「ホントに~」との声も漏れているようなので説明する。冷水シャワーはこの名の通りに微温でなく15度程度のこれを浴びる。その刺激は覚醒を促し注意力を高める脳内ホルモンのノルアドレナリン、気分を高揚させ「やる気」を向上させるドーパミン(冷水シャワーの効果はこれを約250%増加するという報告から下手なアレより「ヤバイ」くて超合法)などを生成してくれる。
前述したエナジードリンクやコーヒーはこれらの効果をもたらすカフェインが作用するのに30分程を要する一方、冷水シャワーはこれを始めて1分もしない間に先のような脳神経科学的な仕組みからして劇的な目覚ましや意欲向上の効果をこれを用いる人に与える。「目から鼻に抜ける」と同等、否それ以上に貴方がこれを実践すれば頭が冴えた感覚を得た状況がご自身に到来する。

軟弱な方向け一発覚醒法
「でもいきなり冷水って無理ゲー」とお考えであることは同様に尻込みした本来的に超軟弱な私のこれに関する記憶からしてよく分かる。これをやればできる方法で冷水シャワー後に覚える気分のようにこれをスッキリと解消できる。それが通常の温水シャワーで朝シャンでもした後、つまりそれなりに体を温めた後に冷水シャワーをする方法だ。体つまり脳が温度差をより覚えて覚醒効果も如実だ。
以上をすると即座に勉強に取りかかれるように、むしろそうしないと勿体ない位に脳が覚醒するようになれる。ので、ニュースやSNSなどをウッカリ確認などせずにトットと机に向かって勉強する事が得策だ。それなれた状態でスマホを触ると、超集中や超やる気の有用な状態をまんまとスマホに奪取されて貴重な朝活の時間を浪費する。スマホ等を遠ざけて朝勉に励んで欲しい。
朝勉でまずすべき内容
最後に、「で朝勉って何をすれば良いのよ」と疑問にお答えする。それは定刻就寝前に行った内容を復習する。例えば過去問を解いたのであればその解法を想起できるか自己確認する。想起内容が怪しければこれが明確になるようにその解法を解答解説によって明確にする。こうすることで就眠中に形成された記憶を正答に資するそれに陶冶できる。つまり効果的な学習が可能だ。
そのように復習を終えたら、前夜に関連した新しい勉強をする。例えば類似した過去問を解く。前夜よりも難度の高い問題を解く。つまり復習の上に新しい学習を積み上げるようにする。いずれにしても定刻起床をして定型行動をした後は即座に勉強をする。以上、何ら奇跡的な行為でもないがこれを実践する人は念願の合格を果たすと言わば「奇跡」を行えるはずだがいかがかな。
朝勉できる定刻起床の実践に健闘を祈る。
Good Luck
