「マインドマップ資格試験勉強法」改
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2026年6月5日号
本誌はNLPの観点から合格を目指せる勉強法を提案します。
合格者は自らがこれ自身になれる勉強を行えた。
NLPはその人たちに共通する思考と行動にも注目する。
本誌は合格を目指す貴方にその神髄を提案して合格を支援します。
×を○に変える勉強の進捗はいかがですか
こんにちは近藤哲生です。前号の主題は誤答を正答に変える勉強。この主題は、試験勉強が本試験で合格点の取得を目的とすることから、本試験の模擬演習である過去問で×問を○問に変え続けて、できるだけ高く正答率を高めることでした。こうすることで、本試験で合格点の獲得を見込めて、受験生の本分を果たせるのだから。
よって、試験勉強の取り組み方は、誤答を正答に変えるつまり合格点を取れる見込みがつくまで正答率を高めることができていれば、ハッキリ言って、その他のことはどうでも良い。勉強の取り組みが不真面目でも、いい加減テキトーでも、チャンとキチンとしていなくも、正答率さえ合格点が取れる水準を超えれば良いのです。
真面目に勉強することと得点力との関係
と言う、「真面目に勉強しなきゃ点数が上がらないンじゃないの」とご立腹の向きが想定できる。だが、真面目に勉強することと得点力が向上することは、思う程の相関関係がない。その実、学生時代の皆さんは、真面目に勉強しているのに成績が上がらなかったことがあるはず。勉強の態度でなくその仕方が成績に直結した。
その仕方教科書の例題や参考書のまとめ問題、問題集の×問を○問に変えること。そうすることが定期テストや実力テストで高得点を学生の貴方に取得させた。それらのテストはその名のとおり設問に対して誤答でなく正答することを求める。であるから、日頃から、×問を○問に変える勉強をすることが、有用だったのです。
以上の話に次の様な問や悩みも耳にして来ました。
「誤答を正答に変えるノート法って何」
「正答率をアップできるノートってどう作るの」
「得点力に直結するノートの作り方ってどうすれば良いの」
なるほど勉強の態度でなくその方法へと一歩進んだ良い問です。
今回は、×を○に変えるノート法、結果とて正答率が合格水準を突破できるノートの取り方、それはあの…マップなのか。さてどうでだろうか。それらを再確認していきたい。
×を○に変えるノート法
それが教科書、参考書および解答解説の要点、それらを問で提示するテスト形式である。つまり問答形式にしたノート法である。問答形式になっていれば、綺麗に書いていなくても、グチャグチャに乱雑でも、図解も色づけもなく単色で文字ばかりでも、それらはどうでも良くて、作者に誤答を正答に変える要点を想起させるもの。
そこで「要点を想起させるのが良いのはナゼ」と言うのは試験勉強の本質に迫る実に秀逸な問です。その答えは、要点を想起させる即ち要点を脳内記憶領域から検索する力を強化すること。つまり記憶の検索能力を高める。加えて記憶はこれに関わる脳神経組織の仕組みから検索され想起される回数に相関して強くなる。
勉強はこれをするほど得意になることの真相は、試験で得点できる要点を繰りかえし想起する勉強はこれをするほど試験で得点を獲れる要点に関わる記憶を強化する。得点になる要点を模試、共通テスト及び資格試験の本試験で合格点を取れる要点を得点を獲るべき設問に臨んだ時にそれに正答できる要点を想起する実践。
試験勉強の真相から採用したいノート法
それは問答つまりテスト形式を基盤にしたノート法です。その典型がノート用紙を三等分したとして、左3分の1に例えば「特別避難階段の要件とは」と問を下記、区切線の右つまり残り3分の2にその要件つまり答えを書く方法です。米国の優秀な学生は左記の方式を基盤にしたコーネル式ノート法で講義の要点を整理します。
大学も学生の単位認定でテストを行いますから、単位を取得したい学生は、そのテスト勉強として上記の左側に記した問を見て右側に記した講義の要点を忘れる頃に定期的に想起する復習や試験勉強をする。すると要点の記憶が想起することで強化される脳神経組織の仕組みから単位認定の試験で合格点を取得できる訳です。
と言うと「まずコーネル式を知らなきゃね」と手段に食指を伸ばす人が散見されるがそれは浅見である。仕事も勉強も目的を達する為に手段を選ぶのが王道であるから、目的が得点に直結する要点を必要な時と場面で想起することからして、その基盤になる問と答え、想起を促す言葉とそれの正誤を確認する一対があればよい。
目的から手段を選ぶ
その一対がある単元に関わる得点力を保持できる様に必要な対としてあればそれでこと足りる。特にノートの形状でなくても、カード式でも良いし、語学学習の界隈が重宝するANKIアプリでも良い。勿論、書き方を工夫すればマインドマップでも良い。但し、それらのノート作りで色づけしたり下線を引いたりする手間を掛けない。
そうしていると以前にご案内の通りにそうした対象に関して「何か解ってきた」と勘違いが生じる「流暢性の錯覚」と言う実際は解ってもいない、覚えてもいないにも拘わらず、それらができているとする誤解つまり罠に足を取られる。結果、本試験で「あれほど勉強したのに不合格」という惨劇を貴方にもたらすからである。
手段に拘らず目的に拘る
ではどうすべきか。それは上記のノートを最小の手間で作り最大の手間を掛けて自己問答を行う。つまり繰り返しノートにまとめた要点を忘れる頃に想起する。要するにノートに記した問を見てそれに記した答え即ち要点を思い出す。以上を例えば2回目は1回目から1日後、3回目は2回目から1週間後と繰りかえす。
ここで「で、その対、問答は何から作るの」と質問があるはず。だとすればこれに答えよう。その問答は貴方が取り組んでいる過去問の「デシラ」で特にまだ正答率が低いその解法に関わる要点と、これを問いかける記述だ。例えば計算問題、「撓み量を算出する時の手順は何か」の問と、「まず反力を出して…」とする答えだ。
ここまで来ると「ケッ、また過去問なの」とご不満の向きがあるだろう。確かに、コスパやタイパで合格を目指すことが賢いのであれば、前述もご不満も当然である。だが、そのように合格を目指すのであればこそ過去問を最優先すべきだ。医師、弁護士、公認会計士と三大資格を有する秀才さえ過去問で勉強することを推奨する。
過去問のデシラを中心にしてノートを作る訳
それは何故か。資格試験、本試験は少なくとも社労士や一級建築士に限って述べればその8割が過去問の組み合わせであるから、過去問の解き方を全て体得することが全受験科目で8割の得点を取得可能にして、自動的に総点の合格基準をも満たさせる。結果、過去問の解き方、特にデシラの解法を習得できるノート法が有用になる。
そのノートは、綺麗に真面目にキチンと書くのでなく、汚くても不真面目でもチャンとしていなくても、問答形式でデシラの解法に関する要点を想起させるものだった。最後に「で、アンタはどうやって合格したの」との問に答えよう。
三流大学にギリギリで入学してギリギリで卒業した筆者は、前述のようにして、実技試験に一度失敗したので、学科試験には二度も合格した。この恥ずべき体験談が有用であれば幸いである。
問答形式ノートでの勉強にも健闘を祈る。
GoodLuck.

