マインドマップの書き方

こんにちは、こんばんは
マインドマップ歴三十年超の近藤です。

その書き方は「百聞は一見に如かず」なので続く見本をご覧下さい。
後は見ようみ真似で書いてみれば分かります。真似ぶはマインドマップでも学びの第一歩ですから。

マインドマップの見本

マインドマップの5箇条と1つ心がけ

見本の提示で書き方のご案内は終了。

それでは手間をかけてここをご訪問された貴方に失礼ですね。
少し情報を得た方がマインドマップをかき始めやすいのも事実でから以下に説明を添えました。

書き方5箇条

  1. 描き(書き)始めは紙面中央です
    • 紙面を横長に使うと描き広げやすいです
    • 紙面は自由に書けるように無地の罫線がないものがお勧めです
    • 書きたい時は手近にあるコースターやランチョンマットなども使いましょう
      • 用紙やノートを探している間に素晴らしい発想が揮発しては勿体ないのですから
      • 閃きが降りて来たら手の甲にでも書き付けるのが貴重なアイディアを保つ為にありです
  2. イメージを描きます
    • イメージはマインドマップの主題を表象します
    • イメージは記憶に残せるように多彩に立体的に描きます
    • 上手下手を気にするよりも印象的な絵を描くことが記憶に残す為に大切です
  3. 枝はイメージで表現した主題を具体化する為にそれから伸ばします
    • 枝は抽象的な主題を具体的にする為に必要な数だけ伸ばします
    • 枝の書き方は直線的でも曲線的でも好いのですが印象深い書き方がお勧めです
      • 枝に印象深さを与える為に元を太く先を細くする
      • 同様にする為に枝に等間隔の斜線を書き入れたり影をつけたりする
      • 何れにしても立体的に動的に表現することが記憶を強化することに役立ちます
    • あることの具体化に関わる一連の枝を同一の色彩にするとその属性が明瞭になります
  4. 言葉は伸ばした枝の上に主題を具体化つまり説明する為の鍵語・キーワードで書きます
    • 鍵語・キーワードはできるだけ単語で書きます
    • 語順は英語の5文型を真似ると助詞を省けて書きやすく判読性が高まります
      • 5文型は語順にそって品詞を規定するからです
      • マインドマップは英国生まれで5文型に馴染むのは自然でしょう
      • 主語や目的語を分詞や関係代名詞の様に修飾したいなら分岐枝を使えます
    • 鍵語の重要性を明瞭にできるようにそのサイズは中心から周囲へと段階的に小さくします
  5. 色彩は多彩に使い分けます
    • 主要な具体化つまり説明の枝毎に色分けします
    • 例えば枝分かれさせた項目やサブテーマ毎に色を使い分けします
    • 但し色分けを気にしすぎて手を止めるよりも鉛筆などの黒一色で描き広げるほうが得策です
      • 色分けしたくなったら後から色ペンで上書きをすれば済むことです
      • 脳神経科学は言葉を色分けするよりも想起して書く行為が学習に効果的だと解明しました

最も大切な心がけ

  • 楽しみながら自分なりに美しく描くことです
  • 考えや気づき、発見や発想など連想に任せてドンドン描くことがマインドマップのコツです
  • 誤記や間違いを書き付けても取り消し線を引いて訂正すれば済むので正しさは二の次にしましょう

以上がマインドマップの書き方でがいかがでしたか。例えば「もっと大事なノウハウってないの」と向上心に満ちた向きにはご不満かもしれない。しかしそれよりは習うより慣れろだ。実際に見様見真似で書かれことをお勧めする。また「最初っから挿絵を描いたりフルカラーにしたりって無理っ」なのは分かる。

そうであるのならば、紙面中央の挿絵はこの替わりに題目を書き入れた楕円等を鉛筆、単色で描く。それから描き広げる枝は同様にして直線にするのもありだ。言葉も単語で書けるに越したことはないが、「単語を書く」とフレーズで書けばよい。何はともあれノウハウ探しよりもノウハウの実践が有用だ。

その1つとしてマインドマップで目設定をしてみたらいかがだろうか。または勉強にも効果的なマインドマップの使い方を参照されて資格試験の勉強などに効果性を高められることもお勧めしたい。手の感覚に関わる脳の部分、その感覚野は他の部分よりも広く手と脳との深い関係を示す。手を動かす学習効果はその関係に存している。