「マインドマップ資格試験勉強法」改
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2025年5月9日号
本誌はNLPの観点から合格を目指せる勉強法を提案します。
合格者は自らがこれ自身になれる勉強を行えた。
NLPはその人たちに共通する思考と行動にも注目する。
本誌で合格を目指す貴方にその神髄を提案して合格を支援します。
連休後半を有用にする勉強法はどうでしたか
こんにちは近藤哲生です。前回、上の勉強法を提案をしました。それが特に不得意科目の過去問を極める勉強法。その過去問を誤答がなくなるまで繰り返して解く勉強でした。これによって、不得意科目で合格基準の得点を上回れるつまり足切り点をクリアできる。得意科目で総点を稼げて総点の合格基準を満たすことを有意義にする。
それが有意義である訳は、仮に得意科目群で満点を獲得できたとしても、1つの不得意科目が合格基準を満たせなければ不合格に陥る悲惨な状況を回避できる。得意科目群で高得点を目指すことを合格に活用できる。即ち自分の欠点を補って自らの利点をよりよく活用できる。そのように勉強する実践が貴方を助けることでした。
勉強に関する連休活用の理想とその現実
前述の事に関して貴方はどうだったでしょうか。勿論「オレ・アタシは連休の前半も後半も理想的な勉強ができたよ~ン」であればもう言うことなし。その調子で今週末、次の休日も勉強に励んで下さい。勿論、平日もその調子で過去問の周回されたい。過去問を極める勉強は過去問ベースで出題される資格試験で手法の王道ですから。
しかし「アタシ・オレって連休中に勉強できなかった(泣)」であればそれって要改善では。「勉強できなかった」事実は決して貴方の無能や怠惰を意味しない。そうでなく合格をする為に必須である勉強をしないことを「しないことができる」有能や勤勉を意味する。勿体ないのでそれらの使途を本来的に改められたらどうだろうか?

有能や勤勉の使途を再考する
本来的にとはマジメにキチンと勉強すると言う様な精神論でなく、不合格を招来しやすい不得意科目の特に試験に頻出であるのに貴方がその解き方を知らない「デシラ」の解消に自身の有能や勤勉を注ぐ様子だ。具体的には、不得意科目のデシラを解消できる様に過去問の周回をできるだけ高速化する勉強に励む状況である。
言うまでもないことでだ、7月や8月に受験予定であれば、合格を目指して勉強できる月日は3~4ヶ月。その時間は「えっ今年ってもう5月」と焦りを覚える感覚に似て「ウッ来週って受験だよ」と後に感じると想像できる。「光陰矢の如し」であり、受験生に最良の資産は先の有能や勤勉を発揮できる時間であるからだ。
再度の注意喚起
そこで連休中に過ごしたあの現実を回収しようと勢いで「これだけ○○」本や記憶術そして速読法などに食指を伸ばす行為は避けるべきだ。その手段が貴方の特に不得意科目のデシラ解消に最適とは断言できない。一方、その解消に極めて有用なものが貴方が頻出の過去問で誤答した結果として明確にあるのだから。
では連休中にやってしまった有能や勤勉の浪費があったとしたら、これをどのようにして挽回、改善することができるのだろうか。あるいは連休中も理想的な勉強をしていたけれども、過去問の正答率が伸び悩んでいる状況をどのように以下同文。今回は勉強の遅れを挽回できる合格を目指せる勉強法を再確認したい。

結 論
それは過去問集の周回を高速回転する勉強だ。そうする事で最低でも特に不得意科目の過去問を極める。連休中にしなかったその科目で誤答する過去問、その全てを正答できる問題に転じる。この結果、安心して得意科目群で満点さえ目指せる自らの受験環境を獲得する。つまり盤石の合格獲得の体勢を整える方法である。
過去問集の周回を高速回転する勉強は、即ちリピート勉強法として共著「マインドマップ資格試験勉強法」でご案内した繰り返し過去問を解くことを高速回転つまり繰り返しの間隔を記憶の法則も視野に入れてできるだけ短くする。結果、その解法を体得できる。特に苦手科目でこれを行う。その間隔は一例を提示するとこうだ。
2回目は1回目から1時間後
3回目は2回目から1日後
4回目は3回目から3日後
5回目は4回目から5日後
人の忘却曲線が教える過去問の周回法
その背景は人の忘却に関して著名なエビングハウスの忘却曲線だ。この曲線は人がある事を覚えてただ時を過ごした場合、1時間後にそのほぼ6割、1日後にほぼ7割超、それらを忘却する結果を示す右肩下がりのグラフである。即ち人が記憶に関しても去る者は日々に疎しを示す。忘れる生き物である事実を明示した研究である。
一方、私たちがそれらの時期にただ時を過ごすのでなく、記憶を新たにする例えば過去問の解き直しをした場合、例えば次の1時間後そしてその1日後の忘却率が底上げできる。つまり記憶の定着を促進できる。上記のように仮に5回の繰り返し学習を行うと、大きく記憶の底上げ、例えば過去問の解法をより多く覚えることが叶う。

そう聞くと、「でも不得意科目でそれってできないよ」と不能でなく「しないことができる」有能を志向する人がいる。人は良くも悪くも現状維持、今のままを好むからだ。だが、ここで朗報がある。先の曲線は人が無意味に思える言葉を記憶した結果を教えた。受験生が無意味つまり苦手に感じる科目にも当てはめ得るからだ。
過去問の周回が高速にできる時間管理
確かに「ケドそんなに繰り返す時間がないの」と悲歎する声も耳にする。だが、物事には増減や有無と言う原因と結果の関係がある。その時間がないのであればそれとは別の時間があるはずだ。例えば、それはスマホをウッカリ弄って勉強に充てられるはずの通勤時間やチョット息抜きだとして気がつくとテレビを見る時間だ。
勉強時間を無くするそれらの娯楽時間を勉強時間に転じる。また職場の空気からしていた付き合い残業をできれば止め早々に帰宅して同様にする。金で時間を買うと言うが、例えばお掃除ロボットを買えば掃除の時間を以下同文。洗濯物を干すのも、乾燥機を買えば以下同文。食事も自炊でなく外食にするれば同様だ。

仮にそうした時間の転換ができないにしも、既にある勉強時間の中で次の工夫をすれば実質的な勉強時間を増やした結果を得られる。例えば書かずに回答できる問題は口頭で回答する。1問/3分と本試験を考慮した時間制限のなかで集中した過去問の周回を進める。その制限の中で解けない問題は直ぐに回答解説を読む。
時間内に解けない問題の回答解説を読む目的
直前の一文を補足する。そうする事は単なる時間の節約でない。やがて迎える試験時間と言う制限の中で遭遇する設問に正答する為に役立つ資材つまりその解法(知識や技能)と言う内的資源を得る為だ。高校までの数学で「考えなさい」と諭されるが、大学受験の数学はその実が解法の思考でなくその記憶が前提となっている事実だ。
例えば、一級建築士の構造、その計算問題は数学的な面から思考の対象と考えがち。だがそうだとしても考えつまり解法・定石という暗記で賄える材料を仕入れずに、その構造計算という料理を作ることができない。制限時間の解けない問題は直ぐに回答解説を読む目的は解法を理解し暗記して我が物にする為なのだよ。
以上から、いずれにしても、過去問集の周回を高速回転する勉強は特に足切り点が未満だった結果の不合格を回避したい不得意科目、そして総点を増して特に相対評価でも合否が判断される一級建築士の得意科目群、それらの有用な試験勉強にお勧めできる。勿論、それらをどうするかは貴方次第ということです。

過去問集の高速な周回にも健闘を祈る。
GoodLuck!