「マインドマップ資格試験勉強法」改
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2024年11月1日号
本誌はNLPの観点から合格を目指せる勉強法を提案します。
合格者は自らがこれ自身になれる勉強を行えた。
NLPはその人たちに共通する型・パターンにも注目。
本誌で合格を目指す貴方にその型を提案し合格を支援します。
作業刺激の活用法を実践されてどうでしたか
こんにちは
こんばんは調子はいかが。
NLP資格試験コーチの近藤です。
前号は「やる気になれる作業刺激の活用法」をご案内。どうだったでしょうか。例えば「うん超使えるって感じ」であったら幸いです。やってみれば分かりますから。
しかしそうじゃない人がいる事実は拝察できます。人は自己革新を求める一方で、自己保身もしたい。今のままでそこそこ困らなければ今のままでも悪くないとしがちな度しがたい生き物だから。
ある人が何かを実践しないことに関する可否に関して、私はどうでも良い。その可否は、実践した人にはそれなりに実践しなかった人にはしなかったそなりに、個々の形で回帰する。要するに選択の結果は自己責任だから。ただ、実践しないよりも実践した方が僅か1つでも経験や学びを得られる。0と1の差は実に大きい。
社労士の合格発表からはや4週間。合格に顔を輝かせた方は次のステップを始めた頃でしょう。一方、不合格に涙を飲んだ方はどうでしょうか。例えば、「次の受験って考えるのも無理」「気分が晴れるまで勉強はパス」って感じで受験勉強の再開をしていない時期では。コーチングで後の事をしばしば拝察してきましたから。
受験勉強の再開を先延ばしすると
前述の結果として「勉強の再開は新年からね」「再受験だから年明けからで良くネ」とした声も講座やコーチングで頻繁に耳にしました。
その声は建築士の再受験者にもよく聞かれ声でした。確かに、受験勉強の経験者だから、受験勉強の再開を先延ばしできそうです。しかし、それを先延ばしする行為は決してお勧めしません。
その理由はズバリ言えば「不合格になった受験勉強の経験者」だからです。不合格になった受験生は、不合格になった受験勉強を行った。結果で不合格になった。身も蓋もない事実からして、不合格者が受験勉強の再開を先延ばしをすることは、不合格になる勉強を再現しかねない。何故かそうしてしまう。
その理由は「作業刺激の活用法」に関しても垣間見える。人は新しい変革を求める一方、それを実践したくない。これまでのままで事が済むに越したことはない。新しい事を実行するには現状維持のままよりも手間暇かかるし多少のリスクも伴う。現状維持が決して良い結果をもたらさなくても、今のままのぬるま湯が良いから。
茹で蛙になりたいなりたいですか
そうだがご用心。先延ばしをする者が身を委ねるそのぬるま湯は時間経過という炎で徐々に熱せられる。やがてグツグツと煮えたぎる。
身を委ねていた者が熱さに危険を覚えた時は既に遅い。ぬるま湯だった熱湯は危険を察知した者からその場を脱する力を奪っている。先延ばしをすると、茹でガエルとして出来上がってしまうのだから。
だが「でも、勉強の再開ってどうするのよ」「ケド、勉強のやり直し方が分かれば苦労しないぞ」とのご反発もあるだろう。そう言う異論をしばしば拝聴してきた。今回は不合格にならない勉強の始め方を再確認したい。
結 論
その方法は不合格の原因を潰す勉強だ。当然、試験は合否の結果だけを受験生に与える。受験生が不合格の結果をもたらす原因を潰すつまりそれを解消できれば、試験は合否不明と決してしない。必ず合格を受験生に与える。そうなる合格基準からして受験生を不合格にならなるようにするからだ。では不合格になる原因は何か。
それは合格基準を満たせる準備の不足だ。合格基準を科目で満たせなかったらその原因を解消する。それを総点で満たせていなかったら以下同文。
実際、社労士や建築士の試験問題も公式公開されている。その情報を活用すれば潰すべき弱点も分かる。合格基準を満たせていなかったり総点を下げていたりする科目の分野や項目を確認する。
客観的に準備不足を認知する
要するに合格する為に準備不足だった科目の分野や項目を「こんな感じかな」と主観的に判断しない。そうでなくて公開された試験問題で正誤を確認して、合格する為に準備していたら取れたはずの得点という客観的な基準で判断する。そうしなくても「あの科目で○点が取れていたら」と得点という客観的な認知があるならそれでも良い。
勿論「1回の受験で運悪く不合格だっただけよ」との反論はあるだろう。ならば、科目や総点の合格基準を満たせなかった原因の科目で5年から10年分を解き直して見ることだ。すると、正誤つまり得点という客観的な指標で、合格する為に「取るべきと取れる」つまり「必要と可能」の除法助動詞がつく項目が見える。
合格を目指せる勉強は必要と可能で始める
不合格にならない勉強の始め方は「必要と可能」の項目を確認する行為。その項目で確認した通りの得点をやがて取れるような勉強をする。取るべき項目を得点できれば科目の足切り点で不合格にならない。取れる項目で得点できれば総点の不足で不合格にならない。それが合格できる勉強法でありご案内の通りだ。
但し「必要と可能」の項目を確認したから「マジメに最初から勉強をやり直そう」等と受験勉強に使える時間が有限であるにも拘わらず、不合格を再現しかねない行為をしては駄目だ。そうではなくて、その項目から逆算する。何処の何を知ったりできたりすれば得点の必要や可能を効率的に満たせるのかを考える。
例えば一級建築士の受験生、その多くが苦手な法規ではこうだ。建蔽率や容積率そして斜線制限の問題が「取るべき・取れる」項目に該当するならば、それらの計算の根拠となる法文の要旨を言語化する。
「何をどうする、その訳は」と説明できるように読解する。かつ関連した全過去問を繰り返し解いて極める勉強をする。
まず出知ラの確認から始めよ
「でも、過去問を解けるほど勉強しなかったから」でも、過去問を5年から10年分解く。自分の潰すべき弱点つまり試験に良く出るのに解き方を知らない「出知ラ」を確認することが得策だ。点を取るべきで取れる頻出問題で点を取れなければ不合格だ。にも拘わらず「取るべき・取れる」得点ができなかったのだから。
デシラを確認しておけば、最も繰り返して解くべき過去問を解けるようになる為に、参考書や法令集そして予備校のテキストのどこから読むべきかが良く分かる。それが分かり実行できたら過去問も繰り返して解けるようになる。取るべき・取れる得点を稼げるようになれる。不合格にならない勉強ができる。
後は上記の実践を何時から実行するかだ。
その答えは明確であるが好きになされば良かろう。
次の受験で客観的な指標として貴方に帰って来るのだから。
不合格にならない勉強でも健闘を祈る。
GOOD LUCK!