「マインドマップ資格試験勉強法」改
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2025年7月18日号
本誌はNLPの観点から合格を目指せる勉強法を提案します。
合格者は自らがこれ自身になれる勉強を行えた。
NLPはその人たちに共通する思考と行動にも注目する。
本誌で合格を目指す貴方にその神髄を提案して合格を支援します。
逆順に展開するイメトレの実践はいかがですか
こんにちは近藤哲生です。前号は、脳の特性に基づいて、合格した現在からして最も未来から、合格を目指して試験問題に取り組んでいる午後と少し現在よりの未来、同様にしている午前と最も現在に近い未来とする逆順で、本試験の午後と午前とで合格に資するパフォーマンスを発揮している様子の展開するイメトレをご案内。
その特性とは、不安な状態で何かをイメージすると不安に相応しいイメージを展開する。自己効能感に基づいてそうするとその感覚に適用したイメージを展開する。つまり自己証明しようする脳の傾向でした。ですから、日頃の習慣として私たちは例えば「ごきげんよう」と互いに予祝を送る。自らもそのイメージを抱けるから。
特に、行えば必ずできる事を言語化し、その通りにそれ実行して、自らの言葉に効能感を担保してきた人は、言葉つまりイメージの力はこれを大いに信じるに足りるはずだ。言葉は換言すればイメージであり即ち思考だった。であるからして「思考は現実化」するがただ自己啓発的な標語に留まらない脳特性と信じるに足りるだろう。

その一方、例えば一級建築士、その学科試験が来週末に実施、
今はカレンダーがそのような試験直前期を示す。
試験直前期にアルアルな悩みとは
この時期にありがちなその悩みとは何だろうか?
「試験の開始直前に要点を確認する教材は何が良いの?」
「どんな教材を試験の直前に確認すれば合格しやすいの?」
「試験の直前に短時間で要点を確認できるモノって何が良いの?」
確かに最後まで合格を目指す思いからしてそれらは当然の問。
その様な疑問からありがちな行為がこれ。
・試験直前に足掻いても同じだとして最低限の持ち物で済ませる
・高速再生する聴覚教材を目一杯保存したスマホを携帯する
・不安や心配からキャリーバック一杯の教材を持参する
初受験の方はどうする、再受験の貴方はどうしただろうか。
「最低限の持ち物で済ませる」は確かに潔い。これがこれまでの試験勉強に基礎付いた身振りなら注意散漫になる事態を回避できそうで実に良さげだ。しかし、「試験直前にあの解法を確認しておくべきだった」と試験が終わった時に後悔しそうな懸念は否めない。仮にそのような後悔をするとしたらその様は決して潔くもない。

高速再生で要点を確認できそうなスマホやキャリーバック一杯の教材を携帯するのは最後まで合格を目指す姿勢としては実に立派だ。でも、試験開始前、注意説明が始まるまでの待ち時間は、その持参人がそれらの全要点を確認する行為を許容する程に長くない。「またアレも確認したいのにもう時間がないよ」と焦りを招く。
やれやれ最後まで合格を目指すことはどうしたらできるのか。
今回は試験会場に持参すべきものについて再確認したい。
但しそれは決してカンニング用でないのでご注意を。
結 論
それが過去問集、特にその解答解説だ。当然だが、その過去問集は、強い記憶を生成できる脳の特性を基準に、資格試験の勉強で中核として一定期間をおいて繰りかえし解く過程で、その解法を体得する学習に使用してきた教材だ。その解答解説は、その学習過程で解法に関する自らの発見や注意を書き込んだ文章だ。
その根拠は、ご案内の通り資格試験の本試験で出題される設問の8割前後が過去問の編集物、つまりその組み合わせでから生成される事実だ。その論拠は、特に国家試験として行われる資格試験が良くも悪くも厳然たる前例主義で機能する国の関係機関がこれを開催して前例を重く重視した設問を作成し提示する傾向だ。
よって、その結果である過去問、しかも自らが日頃に取り組んで、これに自らの発見や補足をした記録がある過去問集とその核となる同様にした回答解説は、試験直前の短時間に於いても、合格を目指す為に資する最良の資料になり得る。その過去問集とその回答解説は、貴方のデシラをことごとく網羅しているからだ。
そもそもデシラとデシルとは?
デシラは試験によく「出」るのに貴方がその解き方を「知ら」ない過去問だ。「過去問集なんて古くさい勉強しても合格は無理ジャネ」等とこれを疎かにすると、デシラ故に各受験科目に設定された合格基準の得点つまり足切り点を満たすことも困難だ。資格試験は頻出問題に正答すれば先の基準を満たせる出題をしてくるからだ。
だとするならば、デシラのデは過去問がこれ自体の組み合わせから作成される事実に立脚してよく「出」ることを意味した。かつこれ故に各教科の合格基準を満たす為にもこの解法を体得する学習を受験生に求める。更に資格試験が受験生の有資格になり得るに相応しい能力を検定する意味からしてこれの存在意義は大いに認め得る。
加えて、デシラを克服してこれをデシルに転じた受験生は、様々な過去問の組み合わせに対応できる能力からして、足切り点のクリアだけに留まらず、もう一つの合格基準である総点に関しても、高得点を獲得できて当然だ。つまり、正答にしする応用力もその過程で体得できる。よって、合格を目指すことを確実化できる。

対して、デシラをデシルに転じる学習を疎かにした受験生は自らを合格率が示す不合格率、例えば一級建築士の学科試験で約8割の悲しい数値に自らを陥れる。因みにデシルは、試験によく「出」るから繰りかえしてデシルの過去問を解く過程でこれの解法を良く「知る」とした学習状況だ。以上から試験会場に持参したいモノは何だったか。
過去問集に同梱のあるモノとは
それが過去問集、特にその解答解説でデシラをデシルに転じる為に記した気づきや注意事項を記したその項だ。でも「暑い時に分厚い過去問集を持参するのって無理」とお考えならその項をコンビニ等で複写した紙だけを持参されるのも一考かもしれない。だが、そうする手間や時間を考えると、やはり前述した過去問集が最適だ。
そうだとしても「それだけで合格しやすくなるのなら、誰も苦労はしないよ」とお考えの向きがあることは想定できる。例えば、社労士の合格率は6%から7%と低いことから、その受験生にあり得るご心配は察するに余りある。よって、加えて持参すべきものは、試験時間に合わせて最高の実力が発揮可能な脳内状況である。
「ナニ、それってどうすれば作れるのよ」と疑問を覚えられた方は、本誌がご案内した模試や試験時間に合わせた一人模試を実施する予行演習・シミュレーションを繰りかえす実践をお勧めする。これをして得られた過去問解法に関する覚え書きも過去問集、特に解答解説に蓄積できる。脳の内外で合格態勢を構築できるのだから。
脳の内外で合格態勢を構築される実践に健闘を祈る
GoodLuck!