合格を目指せるタイパの良い勉強法

「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2024年3月22日号
本誌はNLPの観点から合格を目指せる勉強法を提案します。

合格者は自らがこれ自身になれる勉強を行えた。
NLPはその人たちに共通する型・パターンにも注目する。
合格を目指す貴方にその型を提案することで合格達成を支援します。

下手の考えに代わるの勉強ってどうでしたか?

こんにちは。
NLP資格試験コーチの近藤です。

3月も既に下旬。桜の開花予想も賑やかな頃。
「ん、それってオレ・アタシに関係ナイし」でしょうか。
そう、受験生諸君が桜を愛でられるのはこの時期じゃなかった。

今夏に受験予定なら、試験勉強はいま仕上げの時。過去問を通して得点力を合格水準に高める段階に転じた。これを頑張ったり根性を出したりすることでなく自分が合格基準を満たせるようすべきだ。「勉強してるから大丈夫」とする主観でなく「○問正解だったからいけそう」と客観で試験勉強の進捗を把握したい。合格基準を目指して正解率が右肩上がりになるようにだ。

その状況下、下手の考えでなく勉強をした皆さんは今どうだろうか。
次のようなお嘆きやご相談の絶えないのもこの時期だ。
「問題を考える為の勉強時間が足りなくて・・・」
「問題の考えすぎで勉強が計画倒れの毎日だわ・・・」
「問題の解き方を考えられない自分が○○に思えて嫌・・・」

なるほどね。この時期は過去問を軸に、苦手科目なら足切り点をクリアするように、得意科目なら総点を高めるように得点力をできるだけ高めたい。それらを目指すには過去問集に繰り返し当たってこの解法を覚える。だとすれば上記の声はとてもその主に頭を痛くさせる。そのような課題にどう対処すべきか。今回は合格を目指せる過去問集の取り扱い方法をご案内したい。

結 論

それは過去問を考えない。
その解法を想起できるか否かを確認すること。
想起できなかった過去問はこの解法を覚えなおすこと。

そう耳にしてここまで読み進めている貴方はどうお考えだろうか。
「試験勉強って問題を考えなきゃ駄目ジャね」
「問題を考えなきゃ解答力が身につかないわよ」
「解法の想起だけじゃ本試験で得点できなさそう」

なるほどね。問題を考えることが解法の暗記にも役立つこともある。「この設問ってあの時に1時間も考えた過去問と一緒だ」と本試験での想起を起動することもあり得て解答力の体得に有用でもあろう。解法を考えることが「この問題ってあの時に一日中考えた過去問と似ている」と本試験で正答に至れる道筋を見せることもある。だが、本当にそうでしょうか。

有限の時間で無限の可能性を目指せ

問題を考える行為は試験勉強の方法であって目的でない。そうではなくて、各受験科目と総点との合格基準を満たせるように、過去問の解法を覚えることを目的にすべきだ。しかも受験生だれもが合格をめざせる無限の可能性を有しつつ、その可能性の為に使える時間は有限であるから、勉強に使える飽くまで有限な時間の中で過去問解法を覚えることを主眼とするのが得策だ。

他方、本試験は受験生の思考力に優劣を直に問わない。合格基準に得点が到達か未達かを問うだけだ。AIのChatGPTは難解なプログラム記述を短時間に出力するのは思考力に優れるからでない。そうするして人の要求に対してさも考えているかの様に振る舞う。同様に合格基準に達した受験生をさも考える力に優れているかのように合格させるだけだ。○○でも合格基準に達すれば合格だ。

仕事もタイパが大事なら勉強もそうじゃない?

本題に戻る。例えば、試験時間からして過去問一題あたり3分(この様に数値的な目標を設定することは本試験の試験時間からして受験勉強で極めて大事)で正解できる自分なるを目指すとして、30題の過去問に90分内で向かうとしよう。とするならば、「もう5分ほど考えたら解けそう」と時間を費やさない。先の時間が過ぎようになる前に次の問題にあたる。

その様にして時間内に向き合っている問題の解き方を新たに考えるよりも、むしろその解き方を「コレってアレじゃね」と多彩に想起することだ。但し、例えば3分とした制限時間がきたらばその問題は不正解とする。そして次の問題に当たる。次々とそうして制限時間内で予定していた全問題の解法を想起できるか否かを確認する。駄目だった問題は解答解説を読解して解法を覚え直す。

試験勉強は対戦ゲームのように

上記のことは、例えば次々と向かってくる敵を打ち倒して前に進み得点する対戦ゲームのような感じた。もう少し考えたら確実に敵を倒せると躊躇していたら、敵弾に当たってゲームオーバーになりかねない。そうでなくても、目指す得点をすることは難しい。本試験も試験時間の中で合格基準を満たす対戦ゲームに似る。これに慣れるように日頃から勉強しておくに越したことはない。

そうすることは有限な勉強時間で合格基準を満たせるように過去問解法を覚えるためだ。例えば過去10年分の過去問1250題を最低でも新たに考えて5回解こうとしない。その解法を想起できるか否かを時間内で確認する。結果次第で解法を再暗記する。記憶の法則からして左記のことを2回目は1日後、3回目は前回の1週間後、4回目は前回の2週間後、5回目は前回の1ヶ月後とする。

それが有限な勉強時間を効果的に使えるタイパの良い勉強が可能だ。
そうすれば合格発表に際して多彩な秋桜を愛でるような気分になれるだろう。

成年も老いやすく合格なりがたし
健闘を祈る、Good Luck!!