「マインドマップ資格試験勉強法」改
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2026年2月20日号
本誌はNLPの観点から合格を目指せる勉強法を提案します。
合格者は自らがこれ自身になれる勉強を行えた。
NLPはその人たちに共通する思考と行動にも注目する。
本誌で合格を目指す貴方にその神髄を提案して合格を支援します。
合格を目指せる自己同一性の確立はどんな感じですか
こんにちは近藤哲生です。前回のお題は自己同一性つまりアイデンティティ即ち自己認識。これを合格を目指せるような確立をすること。但し、「私は合格者である」と肯定的な自己宣言をするだけで実行が伴わない言語レベルで終始しぜず、合格者の私はどのような環境にあってどのような事をしたかと環境と行動の水準でそれを確立する。
その様にして自己同一性、例えば「私は国家試験の合格者」と言える自己認識を確立できる。だが、人はある意味で極めて賢い。よって「合格者って『時に気を抜いて遊んだから勉強できたから』合格者なの」と勉強しない巧みなストーリー作り即ち上手い(不合格の確率が上昇するので結局は下手)な言い訳づくりに事欠かない。
その理由は人つまり脳が現状維持を好む、換言すれば変化を起こす為に多くの動力を必要とする変革的な行為を自らの省エネ機構から避ける為である。加えて例えば半年先の合格という時間的に隔離された快感よりも例えば今のスマホ弄りという時間的に近接した快感を欲するからだ。半年先の十万円より今の1万円を望みやすい様にだ。
やれやれ実に困った事だが、これは以下の悩みにも見て取れる。
「スマホより勉強が大事と思いたい」と太宰治的な夢想。
「ゲームをしない環境づくりをしたいけど」と頻りに後悔。
「行動の積重が合格に繋がるのは解っているのよ」と自分に憤慨。
以上は要するに思考と行動つまり自己認識と行いとが乖離した悩みだ。
それは即ち「分かちゃいるけど勉強できない」状況。勿論これは決して怠惰や無能の表明でない。勉強の必要を自認しながらこれを敢えてしない行為ができる勤勉さと有能さの告白である。だが本人もお分かりのはずの結果とこの集積は決して合格を意味しない。では自分をすべきと承知している勉強に就かせることはどうすればできるか?

未来の合格者として今の自分に自問する
それが遡及的な自問自答だ。未来の合格者たる自己認識の自分から、今の勉強しない自身に問いを発する方法だ。今は未だ合格者になってはいないにも関わらず、今あたかも自分が合格者として未来から今に到来して、目前でスマホやゲームに「チョットだけ」と既に数時間の遊びに興じている自身に例えば「それ『合格者の私がしたこと』なの」と問う。
そう合格者の振りをして上記の自問をするのだよ。その振りと言っても人の脳つまり強力な能力(実際に意識しなくても呼吸や消化そして上手なハンドルさばきをする有能さを発揮する力)を蔵する潜在意識はフリか現実かを(例えば梅干しがなくても想像するだけで唾液をたす様に)区別しないから、貴方自身に強力に作用する。
「そうやってスマホを弄ることが、どのようにして合格者となった私を保証するの?」と合格者の自分から合格する為に無用な行為を仕出かしている自身に問う。付け加えるが「うんヤッパ駄目だよね」とボーッと自答するよりもその答えを紙に書くことが、認知的な影響力を有することからして、無用な行為を改める事に有用だ。

未来の合格者から今の自分に自問したその後は
但し、その自問自答で終わらない。それで終わらずに次の問いを発する。「で、その答えは解ったから、合格者のオレ・アタシって次にどうしたの」や「で、その分を『何時からどうやって挽回』したのかな」とこれまた「した」と言う完了形を用いて強力な自己規定を設定する。「した」の答えはこれをせずにおれないはずた。
だってその答えは「した」と言う様に予言的、暗示つまり未来の記憶としてある訳からして「した」が伴った行為は、潜在意識が現実とイメージとを区別しない仕組みからして、今から決して遠くない未来、自問自答の時から数分後や数十分後の時に、根性や気合いまたはやる気や下手なモチベーションなしに起動するはずだ。
注意。先の「した」行為はウッカリするとこれまた新しい言い訳が創作されるので、「これから学習計画を再検討したらそれを作り直してそれから行動計画に落とし込んで」と手の込んだ長々しい物語で表さない。やろうとすれば直ぐにできる例えば「過去問をまず1問解いた」現実的な達成の可能性が極めて高い行為を選好する。

達成の可能性が極めて高い行為を選んだその次は
最後に「その直ぐにできることをしたオレ・アタシってとんな『気分になった』」と仕上の自問をしよう。この答えは「ケッやらなきゃ良かったよ」等の否定的な答えに決してならないはずだ。何せ、合格者になった未来の自分がした事だから、例えば「できて嬉しかった」や「もっと勉強したくなった」と自己推進的になるだろう。
私たちの行為は必ず楽しさ、快感を求めて起動する。その快感を予感させる脳内物質ドーパミンに強く駆動される。そうであるから短期的に快感を次々と予感させるアルゴリズムでショート動画を提示するスマホに抗しがたい。であるから、この仕組みをスマホからでなく自分から起動して自身に適用する。これが先の自問の仕組みだ。
以上から、遠くない未来、例えば今日の終わりや週末に関して「合格者のオレは週末にどんな人になっていた」や「合格者のアタシは月末にどんな人になっていたの」という自問自答もお勧めする。勿論、その答えは自分を望ましい近い未来、ひいては遠くない未来にある合格者の自己認識に導ける予言としてノートにでも書き記す。

合格者の自己認識はどのようにして生成できるのか
以上はどうだろうか。例えば「その予言ってツマリ週や月の目標設定よね」であるならばその言説は誠にご賢察である。先に予言と述べたがその実は目標でもあるからだ。しかし、設定した目標が、仮に作家になるのであっても、その目標を設定した人全員が作家になる行動を維持しないように、有用な行動を意味しない。
対して自己認識は目標の達成が設定の仕方によるものでなく行動の仕方とその継続によるのであるから、これを例えば「合格水準を満たせる勉強した合格者のオレ・アタシ」と言えるように必ず勉強に基礎付いて規定する。加えて、前号でご案内した環境に関しても「週末や月末に合格者の私はどんな環境にいた」と自問自答する。
「私はどんな行動をしてどんな環境にいた人だった」と過去形と自己認識の観点で自問自答する。語形を過去にすると、潜在意識が時間を明確に区分しない特質から未来の合格者たる自己認識を確約する条件つまり原因を設定して、これが強力な暗示効果を発揮する。かつ、自己認識も同様にして強く自己改革に寄与するからだ。

人は自己認識という物語の主人公
人は自己認識を強く保持する為に有用な環境と行動を望む。自己認識に相応しい場と行動つまり勉強の仕方と場所を選好する。自己認識という物語の主人公(例えば合格者)であり続けたい。それに反して勉強を怠るような不整合を嫌う。合格したのならばスマホの着信さえ耳に覚えない場所で自然と集中した勉強したはずだからだ。
合格者になったと言う物語である自己認識はこれに関連した行動とこの環境そして2つがもたらす結果としての「合格する勉強ができた」能力とこの自己効能感に基礎付く信念に息づく。自己認識は単に「私は合格できる人だ」等と行動や環境に基づかない戯言でなく、環境と行動そして能力と信念を基板にしてこれを生成する。
自己認識はNLPを学んだ者がこれを人心の最上位にあるからこれが確定すればこれの下位にある信念や能力、行動や環境が自ずと整うと言明する。果たしてそうだろうか。「私は未来の合格者だ」とこれを自己規定しながら、スマホ弄りを怠らず勉強を怠る人が散見され事実からしてそれは最高神でない。その言明は偽と言える。
自己認識と環境や行動そして能力や信念は五角形の各頂点に位置して互いが互いの相互作用から働く様相から互いが直線で結ばれて形を表す五芒星の頂点にも位置する。その五芒星が中心に織りなす五角要素こそが例えば「資格試験に合格した私」である自己認識とこれがもたらす目標達成を形作る。その私はその5要素を継続的に維持する行為と環境がもたらす結果なのだよ。
もう一度合格を果たした自己認識の構築に健闘を祈る
GoodLuck!


