やる気は三法を通ってやって来る?!

「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2024年5月10日号
本誌はNLPの観点から合格を目指せる勉強法を提案します。

合格者は自らがこれ自身になれる勉強を行えた。
NLPはその人たちに共通する型・パターンにも注目する。
本誌で合格を目指す貴方にその型を提案し合格達成を支援します。

集中の型にハマるのってどうでしたか?

こんにちは。
NLP資格試験コーチの近藤です。

フーッ・・・。
連休が終わっちゃいましたね。
いま試験勉強の捗り方はどんな感じでしょうか。

なるほど、以下の様な状況でしょうか。
「思い通り、ウフッ」
「メチャ良い感じなの」
「サクサク進んで超ウレシイ」
そうであるならばその調子で直ぐに勉強に戻ってくださいませ。

しかし、次のような状態ならばどうしましょうか。
「勉強するつもりだったのに・・・」
「ダラダラすごした連休が悔やまれて・・・」
その訳はお察しのようにやる気に係わる案件です。
言うまでもないことですが、何かの策を講じるべきでしょう。

仮に無策であるならば、特に夏期の受験を控える皆さんに合格を目指す事の困難な状況が襲来する。下手をすると勉強に挽回の機会を喪失する。この時期に「今年はもう無理だから」と受験放棄に至ったケースも目撃されます。合格は無理でも受験すれば、受験までに得た自らの知識や技能を測れて次に活かせる。だが受験放棄はそうする事も叶わない。勉強に投じたお金や時間が実に勿体ない。

ではどうすれば勉強の無気力による失地回復ができるのか。それは言うまでもなく勉強の無気力を解消すること。要するに勉強にやる気を出すこと。だが、「勉強にやる気を出せよ」で済めば苦労はしない訳からして「黄金」になせるはずの「連休」をさびた鉄くず以下の時にしてしまった。さてどうするのか。
今回はやる気を出そうとせずともやる気を出せる方策を再確認したい。

結 論

その方法は既にお察しであろう。決して「オレ・アタシ!やる気を出せよ」と精神論的な手段に訴えないこと。ご経験のようにそれでやる気を出せてそれを維持できれば受験生の誰もが苦労はしないのだから。そうするのではない。身体論的な方策を講じること。精神の宿る頭より実際に何かを行える体の方が頭の規模やその力を圧倒的に有する。身体によれば頭の戯言も遮断できる。

では身体論的な方策とは何か。それは(「ソレってアレでしょ」とご賢察の方はこの先に進まずにあれを実践されたい)集中力を発揮するのと同様にして型・ルーティンに体を嵌める習慣だ。「勉強のやる気がない」等と戯れ言を言う頭に構わず、仕事にやる気がなくても休み明けに職場に向かう前いつも通りに身支度をし玄関を出たようにして、勉強にも以下の様にして体を動かす。

やる気がやって来る三法

それが以下の3つ。
「たったそれだけって本当に?!」とお感じだろうか。
はい、そうお感じであっても、たったそれだけでやる気はやって来る。
やる気も含めた心の宿る所、脳の機構によった方法なので実践すればそうなる。

1.時空固定法
2.限定勉強法
3.身体的勉強法

時空固定法

勉強が好調でもそうでなくても合格を目指しているならば、学習計画があるだろう。ならば、それが指定する時間になったらその時間通りに勉強を始める。仮にもその計画がなかったら(まさかね)、「○時なったら勉強する」と決める。その時間通りに以下同文。かつ「勉強机で」や「レンタル学習室で」と勉強に集中できる場所を固定する。その時、その場に必ず体を置く。

そのようにして、やる気がなかろうが、勉強するのがダルかろうが、兎にも角にも事前に決めた時空と勉強とを連鎖できるように体を動かす。そのようにして時空と勉強とのアンカリングを身体に組み込む。この組込を容易にするには、「20時から自宅の机で勉強する」と固定するのが得策。そうできなくても、事前に決めた時空に勉強に向かう我が身をおくこと。

限定勉強法

勉強にやる気を覚え難い人は「アレもやらなきゃ、コレもそうだった」と思いに耽って有限なやる気を分散させてしまう。だがこの方法は例えば「法規の過去問10題だけ解く」とやれば必ずできる目標に限定した勉強をする行為だ。やればできる1つのことにも手が付けられなくなる状況を回避させてくれる。実行する君をしてできさせる。「ヨシできた」とやる気も出させる。

敢えて述べるが、先の1と組み合わせてこれを行う。例えば「○時から自宅で法規の過去問10題だけ解く」と時空も目標も固定する。その場その的、その的に体を向かわせる訳だ。もちろん、「それも無理」と感じる場合があろう。だが、「とりあえず○時から自宅で法規の過去問『3』題だけ解こう」とそれでも限定した時空と更に限定した目標とに我が身を向かわせよう。

そうして向かった目標に向かって次にのべる身体的勉強法を実践する。大事なことなので繰りかえして述べるが、それをするに際してやる気の有無や動機づけの可否、意欲の上下など頭つまり精神論的な一切はこれを顧慮しない。そうではなくて、いずれにしても限定した時空で限定した目標に向かって次のようにして次の訳からして身体を推し進めれば良い。

身体的勉強法

この方法もやれば必ずできることを例えば音読したり筆記したりその2つを組み合わせたりと身体を使う方法だ。この場合で言えば、意図的に脳を駆動して結果的にやる気の脳内物質を出せてしまう口と手とを動かす勉強だ。「ソシャゲーしたい」とやる気の事前に出る場合もあるが、やる気なしに仕事を始めたら知らぬ間に仕事にハマっていた。やる気が後から出るのもままあること。

口や手を積極的に使う身体的勉強法は作業刺激としてやる気の脳内物質であるドーパミンをドバドバと出してくれる脳の一部である即座核を強く駆動する。やる気がなかろうが、ダルかろうがやればできる事に口や手を使っていると上記の仕組みが機能して、やる気を出せそうにもなかったにもかかわらず、勉強のモチベーションが爆として上がる。やる気を出したくない人はご用心。

ドーパミンは人に強い快感をもたらす故に依存性を強く生じる。これの生じる対象が酒やゲーム、あの通訳氏もハマったモノだとそれらに依存を発症してしまう。よって、身体的勉強法によっても勉強依存症をもたらすことは想像に難くない。過去、学生時代、「秀才って何でバカみたいに勉強できんの?!」と貴方が反感を覚えた同級生は上記によって勉強依存症をまんまと得ていたのだよ。

信じなくてもやれば解る

以上の三法は四の五の言わずにやればお分かりになれることだ。
要するにやる気も型を通してやって来ると言うことだ。
で、「そう言うアンタはどうなのよ」だろうか。
そうご反発であるならそれにお答えしよう。

素直に白状する。
今日も本誌を書く意欲もやる気もなかった。
で「金曜日だ机でとりあえず1行だけ書こう」と決めた。
「集中の型にハマるのってどうでしたか?」とその通りに書いてみた。
そうしてここで気がつけばここまで文字を書き並べてしまってきた訳だ。

「ソレって単なる惰性でしょ」とは誠に鋭いご指摘である。
だがそれで仕事や勉強をやる気になれて何か問題でも?
健闘を祈る、Good Luck!!