合格を目指せる悪習慣の解消法(前編)

「マインドマップ資格試験勉強法」改
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2024年5月17日号
本誌はNLPの観点から合格を目指せる勉強法を提案します。

合格者は自らがこれ自身になれる勉強を行えた。
NLPはその人たちに共通する型・パターンにも注目する。
本誌で合格を目指す貴方にその型を提案し合格達成を支援します。

三法を実践されていかがでしたか?

こんにちは、こんばんは
NLP資格試験コーチの近藤です。

ほ、ヘッ、
今月も既に中旬・・・。
試験勉強の調子はどんな感じでしょうか。

例えばこうとも拝察できます。
「うん、良い感じ」
「サクサク進んでるの!」
「この調子ならバッチリ合格だぜ!!」
そうであるならば以下は不必要なので勉強に戻られよ。

だが、以下の様だったらご用心。
「ナゼか勉強の時間が足りないの(泣)」
「勉強するつもりだったのに時間がなくなってる(汗)」
「勉強の時間になっても予定通りにならないオレ・アタシって(怒)」

その状態は結果的に愚図や怠けですがその原因を絶たないと解消できない。もちろん、「やればできる」と自分を叱咤する精神論で解決できるのならばそれでお悩みの誰もが苦労はしない。やれやれ本当にどうしたものか。
今回は前述のような悪習慣を絶つ方策をご案内したい。

勉強時間を盗む代表的な悪習慣

それはホンのチョットから始める以下のような行為だ。
・気分転換にスマホやゼーム機を弄る
・ストレス解消にと酒や煙草に手を伸ばす
・気分を変えたくてSNSやチャットにハマる
・好きなチームやアスリートのTVや動画に見はまる

いかがだろうか。「へー、ソレって関係ないから」と断言できる方は大方が思い通りに勉強時間を確保為さっていると拝察できる。以下は不必要なので以下同文。だが「実はあるなぁ・・・」と少しでも思うことがあれば、合格基準を満たせる得点力を体得する為に1分でも時間が欲しい追い込み期にあたるこの時期で時間こそが最大の資源であるから、悪習慣の解消が喫緊の課題だ。

喫緊の課題とした悪習慣の解消、これは悪習慣がまんまと身についている機構を理解してその機構を手がかりに解消できる。かつその機構を活用できるようになれば良習慣の獲得も可能になる。その機構を挟んで悪習慣と良習慣とは表裏一体だ。刺激と反応の連鎖と言う。刺激は外的なこれと内的なこれ自身だ。反応も外的なこれと内的なこれ自体だ。「ジャどうするの」にお答えする。

結 論

悪習慣の解消は刺激と反応の連鎖を次の2つで変えれば可能だ。パソコンやスマホのアプリのようにその連鎖を人脳は作動させる。その連鎖を絶てば「ちょっちスマホを弄ろう」等とするように決してならない。またはつながりを変えれば連鎖の状態が変わり反応がかわる。例えば、スマホやTVを目にしても触らずに済む。悪習慣の解消は刺激と反応の連鎖を変えればできる。

刺激は外的なこれと内的なこれ自身だった。具体的にこの前者は視たり聴いたり触ったりして知覚される情報だ。この情報が「○○を×たい」と内的な刺激つまり欲求を起動する。「ウゥ、我慢できない」と感じる欲求を立ち上げる。これを絶つことが悪習慣を解消する最初の一歩なので、刺激の対象は鬼神の如くに強力で有るから、すべからく身辺から遠ざける。

反応は外的なこれと内的なこれ自身だ。例えばこの前者は「気がついたら××していた」ような行動だ。スマホでショート動画を次々と視ていた。TVで次々とスポーツ報道に時間を費やしていた。そのような行為だ。内的な反応は面白い、楽しい、ワクワクなどの快感として知覚できる。かつ、この快感が外的な刺激を求めさせる。これ自身を欲して外的な刺激を欲望する。

悪習慣の解消法、外的な刺激を絶つ

この方法は、外的な刺激を遠ざけることだ。特にスマホだ。勉強する場から絶対に隔絶する。目にも入らないし、着信音やバイブも一切が耳に入らない様にする。「んじゃ、電源を切ってポッケに入れれば良いよね」も駄目だ。仮にそうしもスマホに集中力が阻害される事実を海外の研究が明らかにしたからだ。兎にも角にもスマホは見聞き触れないように我が身から遠ざける。

次にTVだか、これはリモコンをスマホ同様にする。加えて、TVこれ自体が目に触れないように勉強の空間から遠ざける。勉強の場でなく、例えばキッチンなど別の空間に移す。同類のゲーム機も、TVと同じく絶対に目に留まらないようにする。加えて、活字好きの向きにご注意する。雑誌や漫画本の類も勉強の場からこれら一切を排除されたい。

最後に酒・煙草は強力に内的な刺激を起動して、これ自身を欲望させる。よって、極力目に触れない工夫をしたい。例えば、缶ビールやワインのボトルは中身を即刻捨てて空き缶や空きボトルは目につかないようにかたづける。煙草はニコチンの依存性がこれ自身を強く求めさせるので急には止めづらいだろうが、まずは目や手の届く場からこれを遠ざけよう。

喫煙しないと勉強できないようでは、禁煙を強いられる本試験で試験勉強の集大成として実力を発揮することなど叶えようがないことは想像するに難くない。そもそも喫煙による一酸化炭素の吸引は学習時に必要とされる脳に於ける酸素の摂取を阻害することから勉強にもよろしくない。いっそのこと禁煙外来でも活用してこの際に禁煙してしまうのも一策であろう。どうだろうか。

悪習慣の解消法、内的な刺激を変える

例えば、夕飯の時にTVで酒類のCMを視て、飲みたい内的な刺激が起こったする。仮にそうならば、飲酒した結果としてネガな気分になった例えばゲロを吐いたり二日酔いになったり仕事で失敗したりと酒で失敗して嫌な感覚を味わった状況を想像しよう。人脳は想像と現実を区別せずに、想像による不快を自動的に避けようとする。それをして次の反応を起こせなくなれる。

あるいは、スマホやゲーム機、TVを勉強する直前で目にして触りたい内的な刺激が起こったらどうするか。もしもそうなったら、それを触った積み重ねとして勉強が捗らず結局は「不合格」になり「なんだ合格するなんて口ほどでもねーな」と知人や同僚から詰られたりバカにされたりする状況を想像しよう。すると間違いなく嫌な内的反応が生じてそれらに行為を及ぼさずに済む。

次号に乞うご期待

以上、悪習慣の解消法として内外の刺激に関する策をご提示した。いかがだろうか。「エッ反応はどうなったの」とお感じだろう。それに触れるともう1回分の字数を要する。それを読む皆さんの時間を浪費するやもしれない。そもそも策を実践しないで新たな策を欲することはノウハウ依存症の兆候だ。勉強時間を喪失する引き金になる可能性も秘める。戒めなければならない。

そうでなくても悪習慣の解消法である内外の刺激に係わる実践をされるだけでも効果を期待できる。次回に内外の反応に対処する方法と良習慣の獲得法をお伝えするつもりだ。今回の実践をされつつ次号をお待ちくださいませ。

健闘を祈る、Good Luck!!