「マインドマップ資格試験勉強法」改
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2026年3月20日号
本誌はNLPの観点から合格を目指せる勉強法を提案します。
合格者は自らがこれ自身になれる勉強を行えた。
NLPはその人たちに共通する思考と行動にも注目する。
本誌は合格を目指す貴方にその神髄を提案して合格を支援します。
合格を目指せる勉強の終わり方の実践は?
こんにちは近藤哲生です。前回のお題は合格を目指せる勉強の終わり方。勉強と言えばことその始め方、例えば目標設定とかモチベーションアップが注目を集める。だが、合格を目指す為にその始め方と同じく有用なことが、勉強の終わり方です。その終わり方が良ければ、翌日に勉強の始め方も自ずと良くなるからです。
勉強を終わる時、勉強の進捗を反省の観点から測るのでなく、実効的なPDCAの視座から記録する。例えば「今日は令和5年の構造過去問から計算問題を11/15解いた」と事実に限定して書く。反省などを書く行為は「自分は勉強ができない」と自己認識を劣化させる。結果的に「勉強って苦手」な意識を招来する自虐的な行為だから。
そうでなく前述の事実を「確認」した結果を書く。次にその結果から翌日に何をどうするか、例えば勉強が遅れた分の「調整」を翌日の勉強計画として書く。加えて翌日に過去問を解くことを計画したら、その過去問を解くのでなく「どうしたら解けるかな」と俯瞰して中途で終わる。こうすることが脳内に未完了効果を生起する。
その効果は脳が未完了を解消しようと睡眠時間中に記憶を整理し統合して情報処理をする過程を起動する。結果、翌日の起床後に勉強を開始する際に有用な記憶や意欲などをもたらす。言わば睡眠時間が勉強の準備時間にもなり、寝ながら合格を目指せる効用でもある。嘘だと思うより「論より証拠」で実践を推奨した。
マインドマップに関わるよくある悩み
建築設計事務所で意匠を担当し始めて三年、「今年はゼッタイ一級建築士試験に合格したいワ」と意気込んで勉強しているSさん。意匠担当だけあって絵が上手い。ノートと言えばサクサクと絵画的なマインドマップを勉強にも愛用してきた。その一方で「マインドマップを描いてきたけど過去問の正答率が伸びない」とお悩である。
某大手商社の総務課に勤めて既に五年、「不合格なんてゼッテー嫌だ」と社労士の合格を目指しているT君。マインドマップが試験勉強にも効果的だと聞いてその書き方を学ぶ為の講座にもご参加。マインドマップでノート作りに励んでいるが、予備校の模試で得点が右肩上がりになる気配すらない。「クソー欺された」と後悔する。
なるほど、マインドマップは理解や記憶を向上させて試験勉強にも有用である事実が夙に知られる。筆者自身も前述の悩みは同様に経験もした。結局は一級建築士試験の試験勉強でマインドマップの強力な効用にあずかり念願の合格を叶え得た。では、貴方は、合格を目指せる マインドマップはどうすれば書けるとお考えだろうか。

合格を目指し難いマインドマップの書き方
その書き方は以下に列挙してこれを決してお勧めしない。
1.色ペンを使い分けて熱心に色分けに励む
2.枝に太さの変化を付けて芸術的に描こうとする
3.参考書などの要点記述の一字一句転写しようとする
4.要点に関わる言葉をできるだけ多く書こうとびっしり書く
その訳を順次に解説する。1は教科書などにカラーリングやマーキングする事と同じく視覚的な刺激を高めて記憶の強化を目論む。確かにこれを行うと印象的にその強化が期待できる。だが1のカラーリングをする効果性は期待するほどのものでない事実が脳神経科学的な検証から明らかである。そうするより効果的な方法がある。
2も参考書などの要点に二重の下線や太線を施して理解や記憶の促進を目指すことに似る。「そうするのってテスト勉強で常識よね」とお考えだろう。人の認知は変化に対して敏感だ。注目をしてその対象を捉え易く先の効果を期待したくなる。しかしそうした強調は手間をかける程の効果をもたらさない事実が以下同文。

3はマインドマップならずとも学生時代にまとめノートとして多くの人が実践した方法だ。何せ要点を一字一句、転記するのであるからその効果が期待される事は大である。だが試験問題を目前にしてそうした要点が思い出せない事実に愕然とする。「オレ・アタシって頭悪いの?!」と多くの学生が経験するが、それは勘違いだ。
その訳はこうだ。確かに要点に関わる語句の一字一句を子細漏らさずにノートに転記する行為は「フッーいっぱい勉強した」と言う満足感を覚えさせる。だが勉強の本質は転記作業でなく問題やテストの誤答を正答にできるだけ多く転じる為に、要点をコスパよく理解して記憶すること。転記作業で時間を浪費すべきでないからだ。
4もマインドマップに限らずノート取りで貴方も行ったはず。要点の関連事項はこれ故に子細漏らさずに書き記すのが勉強と思えるのだから。でも試験の結果は皮肉にもその労力と反比例した場合があったはずだ。要点は多数の言葉でなくこれに関する少数の鍵語に凝縮される。多数の言葉書きよりこれを上手く覚える方法がある。
合格を目指せるマインドマップの書き方
その書き方は以下に列挙してこれを強く推奨したい。
1.色ペンなどでなくシャーペンなどで単色書きをする
2.枝に太さの変化を付けず単線の直線で枝を描き広げる
3.参考書や回答解説の要点を転写せずに想起してこれを書く
4.要点に関わる言葉を少数に厳選してこれを鍵語に凝縮して書く
夫々を解説する前に一言。前述は一般的なマインドマップの書法を否定しない。勿論タイパやコスパが重んじられる試験勉強の適用に限定される。その2つよりゆとりや芸術性をお求めの場合は従来のマインドマップ書法を採用されることは大いにお勧めしたい。何せ楽しく精神的な余裕や癒やしなどももたらしてくれるのだから。
1は本誌で繰りかえしご案内の事項と関連する。記憶の促進に色分けを用いる労力を割くよりも、色分けで時間を使うよりも、覚えたいことを暗唱してこの可否を確認する自己テストをしたり例題を解いたりする。つまり要点を想起することを採用する法が記憶をより強化する事実が脳神経科学的な検証で明らかであるからだ。

2は1と同様で要点に下線に施したりやその線の書き方に凝ったりするよりも、これまたそうする対象の要点はこれを見ずに書き出す、つまり想起する自己テストをすることが、大いに記憶を強化する事実が以下同文。マインドマップの枝振りに手間暇をかけるよりも、例題や過去問を解く即ち要点をそうする行為が大事なのだ。
3は上記2項で既に記した。ノートの1つであるマインドマップも子細漏らさずに書き記すのが正しいと思われがち。だが、タイパやコスパよく要点を覚えるべき勉強、特に忙しい社会人の試験勉強は、そうするのでなく要点を想起して書く。想起して書く行為は記憶の検索練習としてこの対象である要点の記憶を強化するからだ。
加えて想起して書く行為は「それ無理」とお考えしかもしれない。事実、要点を覚えていなければその通りだ。その覚えられない原因は要点に関する理解の浅さだ。理解とは道筋を解する、例えば道筋は事実と根拠から導出される結論つまり論理だ。大人の記憶は論理を深く理解してこれが容易になる。論理の理解に基盤づく。
4はこれを行う為に「この記述って端的に言って何よ?」と自らに要約つまりその記述に関する情報処理を求める。自ずと「何がどうしてどうなった」と話の筋として情報の再構成、特に論理構成を促して記憶の強化を招来する。加えて鍵語はこの名の通りに試験本番で論理の筋から記憶の扉を開く。これを創ることは極めて有用だ。
合格を目指せるマインドマップ書法の神髄
「合格を目指せるマインドマップの書き方って要するに何よ」とお考えだろう。反問するがどうお考えだろうか。これを考える行為自体が今回お伝えしている要点に関わる記憶を強化する。その答えは「マインドマップは要点の転写でなく要点を想起して書く」だ。それを書く時に「要するに何?」と自問の答えである鍵語を書く。
上記は即ち「マインドマップは要点を表す記述を凝縮した鍵語を想起して書く」とできる。タイパやコスパを向上させる観点から大事なので繰りかえす。まず要点を凝縮する過程が自問自答を通して自己学習を生成する。次にそれを想起すること自体が記憶機構から記憶を強化する。書くことは出力としてこれまた記憶を強化する。
「何でそんな面倒くさいことを?!」とご立腹だろうか。そうでなくても高いタイパで試験勉強をするために資するので説明する。前述の過程が物事をよりよく理解し記憶するとして夙にしられる「ファイマン技法」に相似する。その技法は拙著でご案内したティーチング勉強法と同値。その内的な過程が自身に要点を教授する。

以上から「ジャ、マインドマップでなくても良くネ」とお考えであるならばそれはご賢察である。勉強の要点、試験に頻出する事項、これの記述を「これって一言で何よ」と鍵語に凝集してそれを想起して書く。この過程はコーネル式ノート法にも通底する。手段より大切な目的が達成できれば何でも良いはずだが。どうだろうか?
合格を目指せるマインドマップの実践にも健闘を祈る
GoodLuck!

