「マインドマップ資格試験勉強法」改
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2025年1月17日号
本誌はNLPの観点から合格を目指せる勉強法を提案します。
合格者は自らがこれ自身になれる勉強を行えた。
NLPはその人たちに共通する型・パターンにも注目。
本誌で合格を目指す貴方にその型を提案し合格を支援します。
勉強の現状確認をしてどうでしたか
今月の三連休も終了。
年度末の様相が滲む時節。
上の結果はどうだったでしょうか。
NLP資格試験勉強法コーチの近藤です。
勉強の現状と合格に必要なそれとはどう違いましたか。
例えば「桜の頃に総点の合格基準も満たせそう」ならば良い感じで勉強ができているはず。本試験の結果も桜の満開で迎えられるでしょう。一方で「総点どころか苦手科目が合格基準を満たせていない」のであればその現状を改善することは喫緊の課題です。仮に得意科目で満点を取れたとしても不合格なのですから。
本試験までの折り返し時点でよくある悩み
そこまで状況が悪くなくても次のよう状況は頻繁に耳にします。
「総点を稼げる得意科目の勉強に集中できなくて困る」
「総点をかさ上げする為の勉強時間が確保できなくて焦る」
「本試験まで残り半年の勉強に集中できない自分が嫌になる」
なるほどそのご様子は実に困った状況です。
受験生は皆が合格の可能性を無限に有するがその可能性を現実化する為に使える時間が有限だ。この中にあって、これの量を勉強にできる限り集積させるか、またはそうする事ができなくても、その有限に集中してできる限り質を高めるか。いずれにしても勉強の質量を確保できない事は重大な課題だ。
先のような勉強時間の確保やその時間に集中できない悩みは受験生について回るストーカーのようなもの。第一に合格に資する時間管理に関して有用なことは量の確保だ。第二に時間の量が確保できればこれをこなした経験の学習効果から質が向上する。質が上がれば量を補完できると考えることは非現実的だ。
合格と不合格との違いを創る違いとは
各受験生で勉強時間の確保に関して一方は隙間時間も活用して勉強時間を着実に積み増しするが、もう一方はそれを活用することができないと悩む。その違いは1日で仮に数十分であっても、三ヶ月や六ヶ月となると合格と不合格との違いを創る違いとなる。時間の量がその質を誘引し合格に資する得点力に資するからだ。
もちろん「そう言われても実感できない」と異論はあるはずだ。量が質を生成することは学習過程で左右に引き延ばした積分記号のような曲線であるシグモイド関数として現れる。ある学習を始めて一定の時間を経るとその効果が急激に起ち上がる。先の意見はごもっともでも、時間の積み増しがその質を高める為に必要なのだ。
いずれにしても勉強時間の確保は受験生にとって切実で喫緊に解消したい課題であろう。では、どうすれば受験生が合格を目指す上で最も貴重な資源である時間の量そしてそれから生成できる質を確保することはできるのか。今回は勉強時間の量と質とを積み増しできる方法を再確認したい。
結 論
それは試験合格への一点コミット。人は日常にコミットの対象を仕事や人的交流、私的活動として有する。しかし受験生は合格を目指しているのだから、合格の可能性とこの為に使える時間の関係からして、コミットの対象を合格の一点に限定すべきだ。合格を現実化する為に使える内外の資源は限られているのだから。
一点とは繰り返すが試験に合格することへの限定だ。確かに仕事は生活の為にこれを排除することはできない。しかし付き合い残業など減らせる活動は極力減らす。茶飲み話や飲み会など人的交流も合格点の獲得に資さないものを断ち離れる。私的活動も時間を浪費する試験勉強に無益である嗜好的な活動はこれの一切を排除する。
コミットは「それって何?」や「それって気合いや根性をいれることジャね」では要注意だ。精神論の水準でなく「合格する為に必要な事はこれを全て行う」行動論的水準における志向だ。合格に資することのみを試験終了まで全て行うことだ。ではどうすれば一点コミットができるのか。
合格する為に減らすべきこと
何かを減らすことも合格する為に必要な一点コミットに有益だ。例えばQOLで取り取り組む趣味や運動が試験勉強の時間を侵食しているのであればこれを試験終了まで減らすか中断する。勉強への集中を高める為としているルーティンも極力省力する。それ以上に減らすべきことはスマホやゲームそしてテレビ視聴の時間である。
前述したように合格することにもっとも資する資源は時間であった。それらに関わる時間を減らすことによってコミットの一端として時間の確保は確実に含まれる。そうして合格に一点集中することで浮いた時間を視野に入れると、先のコミットは「合格する為に必要な時間はこれを全て勉強に集積する」とも言える。
時間と言うと抽象的になりがちだが、私たちは時間を「何者かに」よる出来事の連続として認識する。受験生にとって時間は自が勉強をする出来事の連続として認識すれば、時間を具体的に認識できる。試験合格に対して一点コミットすることは減らせることを減らして「合格する為に必要な勉強はこれを全て行う」だ。
合格する為に必要な勉強とは
再確認するが、法文を読解していて少しでも曖昧な用語があればこれを規定する条文を再読して明確にする。計算問題を解いて誤答したのであればこれの解法を理解して確実に暗記できるまで繰り返して解き直す。暗記していれば正答できた過去問に対しては誤答を招いた項目を1つ1つ確実に暗記し直す。面倒だが仕方ない。
対して「そうする為にあれこれを減らすなんて無理」と言う反論があることは想定できる。しかし合格する目標に一点コミットする、つまり合格する為の勉強を全て行えるように、それらのことを止まって観て「本当にそれが有用か」選択すべきだ。例えば付き合いを減らしたら疎遠になる関係は本来不要だったのではないのかと。
できないやれない状況の深層
それらの苦情を述べる向きに詳しく尋ねると、「勉強の休憩にスマホをチョットつもりが数十分も弄ってしまう」「往復の通勤時間で勉強するはずでもついSNSにハマってしまう」と言った状況が散見される。これから受験までの期間に限った事でないが、つい・チョットが集積すると合否を分ける違いになってきたし、なりもする。
スマホのチョットは有限で勉強に不可欠な集中力をも確実に盗み取る。「アッ、イケない勉強に集中しよう」と思っても注意散漫な状況をもたらす。そうでなくても「何だか勉強に飽きてきた」と勉強を続ける集中力の途絶を招く。以上のことから再三に亘って勉強を始める前にスマホを遠ざけることを述べてきた。
ついスマホでSNSにハマってしまう行為は使いようでは貴重な勉強時間に転換できる通勤時間を勉強中のチョットと同様に集中力に影を落とす。使えるはずの通勤時間をタダの暇つぶしに陥れる。そうでなくてもそうしていると仕事や勉強に使える集中力を着々と浪費する。帰宅していざ勉強しようとしてもぼんやりしてしまう。
安価な快感よりも選択すべきこと
付け加えるが、ゲームやテレビ、パソコンでショード動画にハマることも同様の様相を貴方にもたらす。それらのことは色彩や音声を華やかに使うことで巧みに脳内に安価な快感物質を誘って君をこれらを行わせたくさせたり見たくさせたりする。これを繰り返させることで「やらずにおれない」「見ずにおれない」とさせる。
確かに「そんなストイックな毎日は味気ない」「修行僧じゃあるまいしそんなガチな生活は嫌だ」と感じるだろう。だがストイックやガチな日常は合格を確実にできる本試験まで続けることは強くお勧めする。集中力を確保して少しの時間でも勉強に取り組む全てを行うコミットが合格を目指す為に極めて有用であるからだよ。
そうしたコミットがあってこそ、これまでご案内した積極的に想起して記憶力を強化する勉強法や文章を段階的に細分化して読み進めることで理解を広め深める読解法などのノウハウが活用できる。いずれの勉強法も時間という培地にあって記憶力の強化や理解の拡大と言った内的な華を咲かせることが叶うのだからだよ。
合格の華を手にした後、お好みであればスマホやテレビそしてゲームに思う存分におハマりになれる。楽しいことは後回しにするのも悪くないと思うのは私だけだろうか。勿論、その後も合格した後の目的やその更に大きな目的を果たす為に、それらのお楽しみとは疎遠な目的志向の人生を謳歌することも可能でもあるのだよ。
試験勉強への一点コミットにも健闘を祈る。
Good Luck