合格者はダイエットも得意?!

「マインドマップ資格試験勉強法」改め
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2024年4月19日号
本誌はNLPの観点から合格を目指せる勉強法を提案します。

合格者は自らがこれ自身になれる勉強を行えた。
NLPはその人たちに共通する型・パターンにも注目する。
合格を目指す貴方にその型を提案することで合格達成を支援します。

能動的な想起の「実践」をしてどうでしたか?

こんにちは。
NLP資格試験コーチの近藤です。

4月も明日から下旬。
来週末から黄金週間も始まる頃。
「それって関係ナイから!」と公私で頑張る時でしょうか。

と言うのは、試験勉強に視点を移せば、この夏期に受験の皆さんは、不測の事態に対応できるように6月や7月一杯、つまり余裕をもって合格基準を満たせる時期に得点力(不得意科目は足切り点を越えつつ、得意科目は総点をできるだけ押し上げ得る正答率)を向上させることが巨大地震の襲来も懸念される昨今なのですから得策。それはなくてもそうする事ができれば合格を目指す事は叶うのだから。

この時期、核にするべきなのは、大事なので繰りかえして強調するが、過去問集の解法習得を確かにする勉強だ。本試験の設問の7割が過去問の組みあわせで有る事実から、本試験で設問を目にする同時に解き方を瞬間に思い出せるようになろう。この為に、過去問集は記憶の法則に沿って一定期間を置いて最低でも5回これを解こう。誤答した問題は解答解説によって解き方を覚えよう。

以上のようなお勧めにコーチングで頻繁に耳にするのが以下の声。
「過去問を頑張っているけと模試で結果がでないの」
「メチャ勉強してるのに過去問解法を上手く想起できない」
「何度も過去問を解いているけど誤答ばっかりで勉強するのが嫌だ」
以上だか、近頃の試験勉強、それに比べて皆さんはどんな調子だろうか。

その答は例えば「実はそうなの」だろうか。仮にそうならば、貴方はダイエットも同様であまり得意でないはず。双方ともに成果を出すのが難しそうだが、実はあることを実践できれば実に簡単なのだが、決して無能や怠惰だからでなくそれの実践をあることをして「しないことが『できる』有能さを発揮する」からだ。では、どうしたら望み通り痩せられるように、合格も目指せるのか。

今回は望み通り痩せられるように合格も目指せる実践法を再確認したい。

結 論

その方法は言語の厳密化だ。思考は言語だから思考の厳密化でもある。思考は行動の源であることからして、行動のそれとも言える。「言葉を使わずに何でもいいから考えて」と聞くと「言葉を使わずにそれってナニ」と私たちが瞬時に内言を始めることから思考は言語だった。「思考は(これに伴う行動によって)現実化する」事実から、思考その実体である言語は成果の現実化をもたらすのだから。

「え・・・、よく分かんない」とお考えだろう。以下にご説明しよう。
ダイエットのコーチングで次の様なクライアント(以下でクと略記する)に遭遇する場合がしばしばあった。

ク:メチャ頑張っているのに痩せないんです!
私:「メチャ」って何をどのようにしているの?
ク:週一でお散歩してるわ!
私:他にはどうなの?
ク:この頃ゼンゼン食べてないですけど!
私:「この頃」って何日間?
ク:一昨日から今日まで・・・
私:「ゼンゼン」って今朝はどうしたの?
ク:クリームのっけでパンケーキは食べたかな
私:それが「メチャ」「ゼンゼン」って言うことなの?
  (この応答に至って私はほぼぶち切れそうだった)

試験勉強で成果を出せない人のよくある口癖

実は試験勉強で成果が出ない人のコーチングも以下のように同様だった。
ク:メチャ頑張っているのに解法を覚えられないです!
私:「メチャ」って何をどのようにしていますか?
ク:週一で必ず過去問を解いています?
私:(週一でかよと怒りつつ)他にはどうですか?
ク:この頃ゼンゼン解法が頭に入りません!
私:「この頃」って何日間?
ク:この二三日って感じかな・・・
私:「ゼンゼン」って昨日はどうでした
ク:得意科目なら30問くらい覚えられた感じ
私:それが「メチャ」「ゼンゼン」って言うことなの?
  (この応答に至って以下同文)

NLPに興味のない方はここをスルーしていただきたい。そうでなく興味のある方に申し上げるが、お気づきのように上の事例はメタモデルを適用している。言語化の過程で削除や一般化そして歪曲された情報を収集することで問題視されている状況に可能性を開拓する、例えばダイエットや試験勉強の状態を好転させる手がかりを集めている。

成果を出せない人の傾向と対策

閑話休題。ご賢察のように例示したクの言葉使いは実に曖昧でいい加減、テキトーである。結果、曖昧でいい加減で、テキトーな思考の表れである行動となり、曖昧で、いい加減で、テキトーな成果に転じる。以下の成果に繋がる公式を成立させる為には余りにも曖昧でいい加減でテキトーだ。ダイエットも合格も難しそうに言われるが、身も蓋もないが以下の通りに単純だ。

以下の公式を成立し維持すれば痩せられるし合格も目指せる。
・成功するダイエットの公式:「消費カロリー」>「摂取カロリー」
・合格を目指せる勉強の公式:「解法の想起量」>「解法の忘却量」

実際、1ヶ月で1㎏痩せたければ、厚生省基準の7000キロカロリーを233キロカロリー/日として減らすことを糖質制限や運動をして30日継続すれば、そのダイエット目標は達成できる。試験勉強も同様にやるべき事を厳密に(いつに・何を・どうすると)言語化してその実行を維持すれば、合格基準を満たせる得点源である解法の想起量を試験本番で発揮てきて何の不思議もない。

資格試験の勉強ってナニ?!

そもそも資格試験の勉強は言葉を厳密に運用する法令にそって資格を厳密に運用できる能力を合格基準という厳密な規定を満たせる様に自らの思考そしてその表れである行動のひとつであるこれを行う行為だ。本試験の設問、その7割が過去問の組みあわせから出題されることから、「『解法の想起量』>『解法の忘却量』」とした公式を合格水準に至るよう厳格に向上させる営為だ。

であるからして、曖昧で、いい加減で、テキトーな考え(=言葉=行動の基)をしていて合格を目指せるのであるならば、受験生は誰も苦労はしないだろう。ズバリ申し上げるが、勉強で苦労をする受験生は言葉の運用が往々にして曖昧でいい加減で、テキトーだ。そうではなくて、合格を目指せる勉強の公式にそって勉強をしたいならばその根幹をなす言語化を厳格にすることが賢明だ。

厳密な言語化を行う事例

その事例を自問自答することとして以下に2例あげておく。
「最近って解法をあんまり覚えられない」
・最近ってとはいつからか?・・・この三日間だった
・解法とはどの科目のどの分野のそれか?・・・苦手な法規で防火区画の項目だ
・あんまりって何に比べて何を基準にどれ位か?・・・得意な計画なら一日で30問覚えられるけど10問だ

「過去問メチャやってるのに誤答ばかりで嫌だ」
・過去問とはどの科目のどの項目か?・・・構造のモーメント計算だ
・メチャとは一日に何問か、既に何回解いたのか・・・そう言えば10問/日でまだ2回目だった
・誤答ばかりとは何問中に何個がそうなのか?・・・10問解いて4問(でも合格点までチョイ頑張ればよいな)
・誤答とは何をどのようにしてその結果なのか?・・・反力計算で手抜きしてだ(暗算じゃなく筆算をしよう)

以上の様に厳密に自問自答つまり現状を言語化する。物事は言語化できないければ認知できない。逆にそうして認知できた事実は対処できる。よって言語化した認知を基に学習計画を再考してそれを厳格に勉強として行動に移せる。行動に移した結果を検証して計画なり勉強の仕方をこれまた厳格にチェックしアジャストしDOする。「それって仕事と一緒でPDCAなの」とは見事だ。将にご洞見である。

仕事も勉強もダイエットも皆同じ?!

仕事ができる人は試験勉強も同様にできる。
勿論ダイエットも同様のはずだ。
合格者はダイエットも得意?!
そうであって怪しむべきことは少ないはずだ。
やることは言語とそれがもたらす行動の厳密化なのだから。

「そんな厳密化って無理ゲーよ」とお考えだろうか。

ならば厳格に執り行われる資格試験に合格することも同様とお考えなのか。さては「プライベートまでそうするのって嫌なの」と言うことだろうか。まさかね。それで合格を目指せるなら受験生は苦労しない。試験勉強もプライベートの1つなのだから。うっ、年寄りの愚痴になってしまった。ごめんね。

貴方の合格やダイエットが「思考は現実化する」となりますように。
健闘を祈る、Good Luck!!