強力な意欲を出せるあの方法とは

「マインドマップ資格試験勉強法」改
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2024年6月14日号
本誌はNLPの観点から合格を目指せる勉強法を提案します。

合格者は自らがこれ自身になれる勉強を行えた。
NLPはその人たちに共通する型・パターンにも注目する。
本誌で合格を目指す貴方にその型を提案し合格達成を支援します。

余計な心のお喋りの解消法はいかがでしたか?

こんにちは、こんばんは
NLP資格試験コーチの近藤です。

今月も明日で折り返し。
今夏に受験ならば今は本気で追い込みをしたい。
そうしたい試験勉強の調子はどんな感じでしょうか。

なるほど 「良い感じ」的ならば大いに結構。
言うまでもなく本号の情報はなくても大丈夫。
だって貴方は上手く勉強ができているのだから。
しかし「意欲がだだ下がり」的ならば要改善では。
今夏に受験の合格基準を満たせる実力が危うくなるから。

その一方「やる気だ」「死ぬ気で頑張れ」でそれが改善できれば、受験生の誰もが苦労はしない。前号にご案内の批判や失敗を過剰に論う心のお喋りを解消してもなお、意欲低下などメンタル的に不調ならば前号とは異なる効果的な打ち手を施せるに越したことはない。では、その打ち手とは何でしょうか。
今回は実効性のある意欲を強化できる方法をご案内しましょう。

やる気がだだ下がりになるのは?

それは例示すると以下の様な状況でしょう。
・過去問を繰り返して解いているのに正答率を上げられない
・模試や答練の得点が合格判定で危うい状態に張り付いたまま
・苦手科目の過去問解法を解答解説で理解する為の意欲が続かない
勿論、他にもあるでしょうが、いずれにしてもやる気を出せれば何とかできる。

なのに意欲的に勉強ができにくくなっているのは何故か。思い当たる節がネガな心のチャットでないとしたら、それは「このままじゃ合格って無理ぽいから頑張らなきゃ」とネガな言葉掛けを自らにしてしまった内言かも。「エッそれって駄目なの」と思うでしょうが、脳・無意識は「合格って無理ぽい」とした考えつまり想像と現実を区別しない。「無理ならやる気を出さないよ」と忠実に働く。

そうした心的な作用を認知してきた成功者たちは肯定的な想像つまり思考を心がけてきた。「思考は現実化する」と知っていたからこそ、例えば「今はE判定だけとT大合格」とガキっぽい想像をすることで根性や気合いなどの精神論抜きに意欲満々で勉強に励んだ。結果的にT大合格を果たしてしまう。では、そのような思考つまり想像をすることは具体的にどうすればできるのか。

結 論

その方法がNLP式イメージ法。多感覚で多感に目標の達成を想像する方法だ。多感覚は、例えば「○○試験に合格」とした張り紙をただ見たり、「○○試験に私は合格している」と自分に言い聞かせたり、「勉強には天神様よ」とお守りに触ったりするだけでない。合格した自分の様子をイメージとして今に「視て・聴いて・触れて」かつそうして覚える気持ちをニンマリするほど多く「感じる」こと。

脳・無意識はご案内の通りにイメージと現実とを区別しなかった。つまり前者と後者とを同値に捉える。よって、今に想像で視たり聴いたり触ったりしてそれらの感覚によって覚えた感情をまるで現実のように認知する。結果、イメージした状況に強く向かわせる呼び水現象として強力な意欲の脳内物質ドーパミンが脳神経組織に満ちてやる気が知らぬ間に出てしまう。

とは言え「今に視るって無理」と言うのが正直な気持ちでしょう。私も最初そうでしたからそれって大いに頷けます。今は笑い話ですが「イメージできないのって、どうしたら良いですか」と質問したある受講生に「だからイメージするんです」と返した講師がいました。「エッ、それでイメージができればオレ・アタシも苦労はしないよ」ですよね。やれやれどうした良いんでしょうか。

視えない聴けないならどうするの?

だが「今に視るって楽勝」にできます。視えなければ見えるようにすれば良いから。例えば合格発表の掲示がある場所で合格した顔つきの自分を自撮りした画像を見る。合格発表サイト画面と共に合格した以下同文。そうして作った、または検索して集めた画像を印刷して合格している状況を視られるように好きにコラージュ・切り貼りする。以上で無理なく視ることが叶う。

合格発表のイラスト「合格して喜ぶ学生」

ChatGPTやGeminiなどの生成AIを使えるならば、自分の画像をそれらに添付して合格をイメージできる画像を作るようにプロンプトで指示する。一発で望みの合格イメージ画像ができなくても、それができるまでプロンプトで指示をし直す。そうすれば、面倒な切り貼りをしなくても良い感じの合格イメージ画像をサクッとつくる事も可能。但し凝りすぎて時間を浪費するのは禁物。

次に今に聴くことのは聞こえなければ、試験に合格している時に言うであろう台詞を「オレ・アタシって今○○試験に合格している!」と自分で自身に言い聴かせれば良い。もちろん最初から台詞がしっくりこなかったら、しっくりくる言葉をアレコレと試せば良い。要点は「今・・・している」と将に現実であるかのように断言する。決して「多分・・・するはず」としない。

更に今に触るとは触覚や体感覚。だから、上記の今に視たり聴いたりをしながら今に合格している時に触れるであろう体のどこかに手を置いたり、その時にするであろう拳を握ったりガッツポーズをしたりする。今に合格しているならば、しているはずの達成感に満ちた呼吸もする。そうして増してくる体感覚を全身にグルグルと循環させて出たり入ったりする呼吸で増幅しつつ大いに味わう。

多感覚から多感になるのが最強のイメージ法

感覚は例えば明るさや良いテンポ、暖かさや軽やかさなど。感情はそれらと混同されがちですが、例えば「幸せ」といった認知は、例えば「暖かくて『幸せ』」と前者に続く二次的な知覚です。よく考えてみれば解るのですが、まだ辛くても勉強に頑張れる訳は、その感情を味わえそうだから。つまり幸福感や自己肯定感などの価値を得られそうだからでしょう。ポジな気持ちが欲しいこと。

ですから、合格に目指せる勉強を強力に支える強力な成功イメージをするには、上記の感情を加えるのが肝要。しかも「良かった」と1つの感情を想像するよりも、合格した状況で視て聴いて体感した時に覚えられる感情を遠慮なく例えば達成感から自己肯定感までの有りそうな感情をできるだけ多く感じる。多感に感じることが合格の価値を実感させて勉強に意欲を貴方に強く覚えさせる。

多感覚イメージングにスマホを使う場合のご注意

以上は多感覚で多感に目標の達成を想像して自然にやる気になれるイメージングでした。まとめて言えば合格している自分を最新の映画館ように自身に見せて聞かせて体感させてそれから覚える気持ちをできるだけ多く感じる。これが「意欲がだだ下がり」の状態を一蹴して「やる気満々」になれる合格イメージのやり方でした。但し合格イメージ用の画像をスマホでみるならば、見終わったそれは直ぐ片づける。

前号でご案内の通り手近にある目につくスマホは速効で勉強をサボる悪習慣を起動してやる気になった勉強開始を瞬く間に阻害する。そうなることを回避できる様に、もし先のイメージングでスマホを使うなら、これは身辺から遠ざける。何れにしても、勉強を始める前にルーティンとして合格したイメージを数分間するだけで試験勉強の仕方もガラリと変わります。

今回は多感覚で多感に合格状況をイメージする方法でした。
合格を目指す勉強の健闘を祈る。

Good Luck!