合格を目指したいなら自己同一性を確立しよう

「マインドマップ資格試験勉強法」改
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2026年2月13日号
本誌はNLPの観点から合格を目指せる勉強法を提案します。

合格者は自らがこれ自身になれる勉強を行えた。
NLPはその人たちに共通する思考と行動にも注目する。
本誌で合格を目指す貴方にその神髄を提案して合格を支援します。

検索練習と分散学習の統合をどう実践していますか

こんにちは近藤哲生です。前号は新海誠『君の名は。』的に前前々回と前々回のまとめ。検索練習と分散学習との統合をご案内しました。即ちテスト・過去問を解くことでこれの解法を脳内で検索つまり想起する練習を分散つまり記憶が強化できるように一定期間を経て繰りかえす勉強法をご解説。これにどう取り組みましたか。

例えば「それって何だか旧式の勉強法よね」として他の勉強法を探したかもしれません。しかし仮にそうしたとしても、結果は同じだったはず。どのように目新しい勉強法でもこれの基盤は想起と反復つまり検索練習と分散学習です。その2つでしか脳は記憶を強化できず学習を深化できず、他に奇跡的な勉強法がないのだから。

勿論、記憶は例えば過去問を解く勉強を繰りかえす行為で過去問の解法を自らに取り入れる。加えて、一定期間を経ることでそれに関する情報(例えば構造計算のたわみ角の問題に関連する撓み量など)を「コレってアレに繋がる」と自らに関連づけることで自己強化する。依って検索練習と分散学習との統合が有意だった。

過去問の検索練習と分散学習に関するお悩みやご相談

暦は既に中旬。夏期に本試験に臨む場合、半月もすれば合格を目指す為に前号のご案内に注力すべき頃だが次の声も絶えない。
「過去問解答の反復を始められない」
「準備不足が心配で過去問解答を先延ばししちゃう」
「過去問解答の反復が大事って分かちゃいるけどできないの」

なるほどその声や悩みは一理を有する。過去問を解く為にはそれなりの知識や技能が必要。まして過去問に正答する為には尚更だ。加えて同じ過去問を解くにしても、誤答するよりも正答することを臨むのが人情である。こう考えると尚更にそれを強化してこれが尚更と積み増しされる。結果、筆者は上記の声が絶える事を知らない。

他方、例えば社労士や一級建築士の国家試験は、過去問の組み合わせのほぼ8割を本試験の設問として出題する。その設問に正答できれば、各受験科目と総点との合格基準を自動的に満たせる。つまり自ずと合格を果たせる。よって過去問の解法を例えば過去10年に亘って体得することは合格を目指す勉強法の根幹となる。

その双方を観た場合、合格を目指す為には、何時までに何をどうすべきか、その答えはこれを選ぶことに迷うところがないはず。だが、「それができれば苦労はなしいよ」と口を尖らせる気持ちは嘗ての自分からしてよく解る。しかし、それでは合格を目指せない。さて、過去問解答の反復練習をどうすれば始められるのか。

貴方も合格を目指せる即今只今の勉強法

その答えが即今只今の勉強法だ。即今只今は今の重ね言葉だ。「まさに今・この瞬間」を意味する。目指せる即今只今の勉強法は合格を果たせるように今、この時の勉強をする方法である。合格を果たせるには、資格試験の特性からして過去問解答を繰りかえしてそれを正答に導ける解法を体得する。この為に即今只今の勉強をする。

勿論、「その勉強って何を・どのようにしてそれってできるの」と疑問だろう。ウン気合いと根性だね。トコトンやるキャナイよ。と言うのは冗談だ。そんな精神論で合格できるのならばアレはいらない。そうではなくて合格者となれた未来の貴方がどのよう合格するその前に過去問の反復解答を実践したか。それを逆順に思い出すのだよ。

その方法は合格者となった未来の貴方はどのような人だったか、その自己同一性を考えれば自ずと解る。自己同一性を「私は合格できる」と肯定的な自己宣言で表すような言語水準で考える人が居てその宣言をしても言葉と裏腹で合格できない行為に及ぶ事例が絶えない。そうではなく自己同一性を行動と環境とで明確に規定する。

結果から原因(行動と環境)で自己同一性を規定する

例えば一級建築士の学科に合格した人は総点が95/125点で各科目で過半以上の得点をした。本試験の傾向から過去10年分の過去問この前問に関する解法を3月から6月の4か月で全て体得した。その為に最低でもそれを5周回つまり総計で6250問、1563問/月、52問/日で解いた。平均3分/問で153分/日の勉強をした。

平均3分/問は解答と正誤確認、誤答を正答に転じる為の解答解説の読解に要する時間だった。過去問解答を繰りかえす内に正答率も高まり3分以下にできた。勿論、最初は平均のそれは5分/問と長くを要した。この事実から週休2日、自宅での勉強時間を最低でも6時間/日とした。勿論そうできた学習の環境も整えた。

その環境作りでスマホやゲーム機など機を散らして注意力や集中力を阻害する事物の一切を排除した。スマホは通知や着信を知らせる機能をオフにする。加えて勉強部屋から離れた例えば玄関に置き去る。ゲーム機は合格するまで使うことがないように箱に入れて納戸に仕舞い込む。ついでにテレビも同様にした。

勿論、勉強机は雑誌や漫画本、想い出の品や写真も除いた。それらの内で捨てられるモノはやすいように想い出を残せる写真に撮った後で、スッパリと捨てた。捨てにくいグッズは箱にでも入れクローゼットに収納した。一方、文房具や参考書、法令集など必要なモノは必要な時すぐに手に取れるようにそれらを完備した。

合格を果たせた自己同一性の構築を始めるのは何時から

以上、結果からつまり合格した時点から逆向きに行動と環境とで自己同一性を規定した。自己同一性は決して考えや理念の水準に活きずかない。それに息づくとする考えは無根拠な願望や想念だ。自己同一性は行動の結果であるから行動に従属する。また環境に強く影響されるから環境にも隷属する。よって行動と環境とで規定した訳だ。

また、現在から未来を規定しようとすると、「こんな場合もありよう、あんな状態も起こりうる」と支離滅裂に考えは散乱してまとまるところを知らない。しかし、未来から現在、結果から原因、以上の様に逆向きにと考えを及ぼすことは、考えが自ずと収束する。以上から、時間的な遡及の下で行動と環境とで決めたのだった。

では、そのようにした自己同一性を何時に決定するだろうか。そして、それを規定した行動や環境構築の開始をどこから始めるだろうか。勿論「ん、考えは解ったから、その内にね」もあり得よう。だが本当にそのような余裕を噛まして居られるのかな。その答えは今秋に合格を果たした自己同一性から遡及すれば即答できるのだから。

加えて、変えられないものは過去だった。しかし、変えられるものは未来と自分である。「オレ・アタシって決めてもその通りにできなかった計画倒れの人なの」と過去を後悔するより未来の自分から今の自分を行動と環境から創ったらどうかね。合格の可否が運命ならばこれは行動の従者であり環境に息づくのだから。

合格を叶える自己同一性の確立に健闘を祈る
GoodLuck!