「マインドマップ資格試験勉強法」改
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2025年11月7日号
本誌はNLPの観点から合格を目指せる勉強法を提案します。
合格者は自らがこれ自身になれる勉強を行えた。
NLPはその人たちに共通する思考と行動にも注目する。
本誌で合格を目指す貴方にその神髄を提案して合格を支援します。
デシラ基盤のPDCA循環はどんな調子ですか
こんにちは近藤哲生です。前号は合格を目指す即ち合格点を取れる勉強法としてデシラ基盤のPDCA循環をご提案。デシラはご案内の通り試験に頻繁にデるのにその解法をシらない過去問。その循環はデシラを試験に頻繁にデるからその解法をシル過去問に転じる為に行う勉強にも使える改善法。これを実践すれば得点力を高められる。
何故にそれを高め得るのかはこうです。それがデシラの過去問で誤答を正答に転じる循環つまりプロセスだから。資格試験の設問はこの8割が過去問の組み合わせ、詳しく言えばその解法の組み合わせで作問される。よって、過去問のデシラをデシルに転じる結果、誤答を正答に転じられる。本試験でも合格点を獲得できるのでした。
そうであっても決して魔法の手法でない。仕事のPDCA循環も地味で面倒臭いように試験勉強でのこれもご同様。地道にコツコツと続けるしかない。秘法の類いをお求めの向きには誠に悲しい方法。だが着実に勉強を続ける方にはまるで得点力が着実に高まる魔法のような結果を与える。誤答を正答に転じる勉強の本質に根ざすから。
勉強が進むと頻出する悩みとは
それがノートに関わること。勉強の進捗に相関して得点力を高める情報が増える。一方で人は忘れる己をも自覚もする。その情報を忘却する事態は実に勿体ないので何とか防ぎたい。情報忘却の解決策としてノートに集積したくなる。まとめノートやサブノートなど勉強した情報整理に心が動く。次の様な悩みが到来する。
「覚え始めた解法ってどんなノートにしたら良いの」
「予備校の講義ノートの他に整理ノートも作るべきか」
「参考書の要点まとめにどんなノートを作るのがベスト」
「ノートって言えばマインドマップだろうけれどどう書く」
学生時代からノートとの付き合いは長いのでさもありなんだ。
よって、色ペンを多用して多彩なまとめノート、図解や要点にマーキングをしたノート、芸術的なマインドマップ、それら製作に時間と労力を投資する受験生が先の悩みの果てに散見される。だがその結果はやがて臨む模試や答練によって得点できない事実として我が身に返り来る。ノート作りが得点を意味しなかったのだ。
一方で特にノート作りもせずにサクサクと答練や模試、それらを利用せず過去問集を使った自作自演の自前テストで着々と得点力を向上させる受験生が存在する。その違いを創る違いは決して地頭の善し悪しでない。そうではなく得点力の向上を期待できるノート作りに潜む本質に対する関わり方だ。では結果をもたらす方法は何か。
要点はノートで入力するよりテストで出力する
それがデシラをデシルに転じる要点を手間暇かける割りに得点力に繋がらないノート作りで脳に入力するよりも、テスト特にデシラの過去問を繰りかえし解く勉強で前述の要点を出力する方法だ。前者は学生時代にご経験のように「要点をノートにしたから覚えたはず」としても忘却によって定期テストで赤点を取らせてくれる。
他方、後者は記憶が想起、出力で強化される脳神経的な構造から手間暇を要するノート作りよりも各段にコスパよくデシラからデシルの転換に資する。その構造は、日常で例えば何かの申請をする度に住所氏名電話番号を、生活の中で何かの計算をする為に繰りかえし九九を想起した過程が瞬時にそれらを想起させる事実に存する。
加えて、後者は過去問集さえあれば、やれノートだ色ペンだ机の整理だとの準備も不要。寝っ転がりながらだって実践できる。デシラ解消に必要な参考書を読解して読み取った要点をノートにまとめる数時間は、その要点が頭に入ったか否かを確認する為に過去問に向かって想起する僅か数分と短縮できる。極めてコスパ改善できる。
それでもノートを作りたいならばどうするか
前述まではどうだろか。勿論、「でもノートを作った方が安心よ」とする向きも有るだろう。事実、そうすれば自分が獲得したデシラ解消に資する情報を目視できて勉強した充実感も得られるからだ。だが、ノートを作るにしても、限られた勉強時間と勉強労力を勘案して、もっとタイパの良いノートを作ることが賢明だ。
そのノートはむしろメモ書きと言える。過去問集の解答解説、この側にデシラをデシルへと転じるに資する自分の要点を端的に付記する。従来のノートの如くに長々と説明書きをしない。その要点を更に凝縮した語句にまとめた付記をする。下線や色ペンを使うにしても最小限にする。こうする事よりも大切なことが次の行為だ。
それが過去問集の解答解説が示す正答に不可欠な情報と自らが付記した要点との暗唱である。積極的な想起、アクティブリコールだ。要するに前号でも繰りかえして確認したミニテストである。勿論、一字一句を正確に諳んじることは不要。その時その場にある自分の言葉で先の情報と要点を言語化つまり出力するのが肝要だ。
とは言え、「始めから要点の要点を作るの無理ゲー」との苦情は想定内だ。であるからとしても超デシラの解答解説をノートに書き写してそれに自分の気づきや発見を付記する等のノート作りは超コスパ悪いので決してしない。そうではなく、その解答解説の周辺に余裕でメモが書ける余白がとれる複写をコンビニなどで行う。
それをした後、解答解説の回りにメモや図解などを書き付ける。但し、これの目的は暗唱つまりノートの後に出力する為であるので、決して手間暇をかけて勉強したつもりになるノート作りをしない。この複写式凝縮ノートをバインダーにでも綴れば、試験会場て最後の要点確認に極めて有用な自分専用の要点集を作ることもできる。
複写式でコスパよくノートを作るより賢い方法
だが、最もコスパよく得点力に繋がるノートむしろメモは、複写の手間も省け新たにバインダーなども揃える必要もない過去問集の解答解説に端的な要点を付記して、この後に暗唱をして要点を頭に入れる。その要点を忘れる頃に繰り返す方法だ。「それってつまりデシラ基板のPDCAなの」とはご賢察である。忘れる前に想起する。
最後に究極のノート方が前述によって創れる脳内ノート、つまり繰り返し想起することで構築した自らの記憶だ。このノートなら極めて合法的にして試験会場に持ち込める。且つデシラ基板の記憶であるから、設問を目にした瞬間にスルスルとそれに正答できる情報を想起できる。両の拳を合わせたサイズのコンパクトな記憶媒体だ。
但し、その記憶媒体は睡眠不足で機能低下を来す。7時間から8時間の睡眠時からを確保することで良好な機能を果たす。睡眠時間中にこの所有者がメモと想起するアウトプットする過程から入力したデシラをデシルに変える為に有用な情報を整理し統合して合格点を獲得する為に資する情報処理をするからだ。
その記憶媒体つまり脳の記憶領域に関わる機能を維持し向上させる為にも良い最小のメモと要点の暗唱というテスト、過去問を繰りかえして解くテストで出力を繰りかえす以上コスパの良い行為によって睡眠時を確保することが得策だろう。得点力を上げたいならノートで要点の入力をするより繰りかえしてテストで出力するのだよ。
以上、勉強したつもりになるが得点力に直結しない時間を浪費する手間暇かけたまとめノートを作る勉強は合格を目指すことを困難にする。そうでなく過去問集の解答解説に自らに特有の発見や要点を付記するメモ書きをする。こうして要点を一カ所に集約する。それらを脳内に書き込める暗唱、ミニテストをする。
本質的なノート作りにも健闘を祈る
GoodLuck!

