「マインドマップ資格試験勉強法」改
「NLP資格試験勉強法」公式ブログ版2024年8月9日号
本誌はNLPの観点から合格を目指せる勉強法を提案します。
合格者は自らがこれ自身になれる勉強を行えた。
NLPはその人たちに共通する型・パターンにも注目する。
本誌で合格を目指す貴方にその型を提案し合格を支援します。
勉強のストレス解消法はいかがでしたか
こんにちは
こんばんはお元気ですか
NLP資格試験コーチの近藤です。
今週末、お盆の大移動が開始。一方、今月末、本試験に臨む皆さんは「盆休みなんて関係ナイ」状況だろう。1年間、再受験の方は数年間、合格を目指した勉強で奮闘努力してきた成果を実らせる為に重要な時期にあると拝察できるから。そうでなければ努力は悲しくも水泡に帰する怖れが大だ。
その状況下、次のようなお嘆き散見される。
「覚えたいことが覚えられない」
「何度覚えても忘れてしまうのが嫌」
「正しく覚えたはずなのにまた間違った」
資格試験もその基本は暗記、覚えることだから。
闇雲に覚えようとした受験生の末路
そこで試験直前期になくても、合格を目指す受験生は得点に繋がる要点を何が何でも覚えようと様々な試みを展開する。例えば、「『これだけ』○・・・○」と表した要点集を藁をも掴む思いで丸覚えしようとする。しかし最後の模試・答練で散々な結果に直面する。これだけが自分のそれでないから。
または、「奇跡の○○記憶術」にすがるような思いで手を出す。なれない記憶術に貴重な時間を浪費する。記憶術はまず覚え方を覚えて始まる。実はそれを覚える事は決して一瞬でできない。それなりに手間暇そして努力を要する。結果、本当に覚えるべき要点を覚える時間を無駄にする。本末転倒だ。
あるいは、「最後はマインドマップじゃね」とこれまでに精読した参考書や法令集そして解答解説に散見できる自分にとって要点と思しき箇所を鍵語で芸術的な枝振りに添えてかき広げる。もちろん模試・答練の結果は実に悲惨。そうした要点の描き広げが単なる転記、脳死的な作業に陥っていたからだ。
それらは直前期でなくても受験生として実に困った状況だ。
合格を目指す為にこれをどうすれば解消できるのか。
今回は直前期にも有用な記憶法を再確認したい。
結 論
その方法はメタ認知記憶法。ご案内の通りメタ認知は認知の認知。見たり聞いたりする認知に関してどのように見たのか聞いたのかの認知。例えば職場で「話は聞いてるよ」と言いつつも聞いたはずのことを形にできなかったとする。「話は聞いているよと聞き流していたな」と自分の聞き方を認知すること。
認知は視聴覚に加えて記憶も含む。メタ認知は認知の認知だったから認知の1つである記憶の認知でもある。よってメタ認知記憶法は記憶の認知を活用して記憶する方法だ。重ね言葉の分かりにくさを顧慮して先の表記とした。例えば話を聞くよりも書く方がよく覚えた認知から要点を書く覚え方で記憶する。
そうした記憶の仕方を認知すると例えばこうだ。
・要点は解説されるよりも図解される方が良く覚えた
・解法は読むよりも手で書いた方が上手く記憶できた
・難所は文章だけよりも流れ図でくっきり覚えられた
・計算法は人に教えてみたら明確に暗記できた
つまり記憶の仕方を認知的に振り返って認知するとこうだ。
・聴覚よりも視覚のほうが記憶しやすい
・視覚と聴覚よりも身体感覚を多く使うと覚えやすい
・記憶は視覚的な表現が動的な方がよりよい
・意味記憶よりも体験的な記憶の方が自分に効果的
尚、メタ認知に関しては、独断と偏見に陥る事態を回避する為に下記の著書(効果的な記憶法や勉強法、「写真を撮るように本が読める」と言う様な秘術的に巷間に流布する速読法(とその真相)を脳神経科学の観点から解説する多くの社会人に極めて有用)を参照しました。
星友啓著「脳が一生忘れないインプット術」あさ出版刊
記憶のメタ認知も人次第
記憶の仕方で優位性は人それぞれ。解説は図解中心で視覚的にこれをされるよりも、言葉の調子にメリハリのある話し方による聴覚的な方が頭に入った人もある。解法は繰り返し書く身体感覚的な方法よりも、多彩なマインドマップにした視覚的な方が一発で覚えられた人もいる。記憶の仕方の認知も人次第。
であるからして、ご自分に関する記憶の仕方を認知、つまり止まって観るとどうだろうか。例えば、解答解説を読んだ後、記憶の確認テストとしてその要点を暗唱した。すると要点を強く覚えられた事実を認知できた。ならば確認テストの暗唱をして追い込み期に効率的な要点暗記ができよう。
あるいは、覚え難かった項目を書いた付箋紙を冷蔵庫の扉に貼り付けた。それを冷蔵庫の前に立つ度に繰り返して暗唱した。すると冷蔵庫を思い出すだけで暗唱した項目をサクッと思い出せた記憶を認知できたのだったら、そうした記憶の仕方の記憶を最後の力走で活用してはどうだろうか。
メタ認知記憶法の勧め
「ジャどうしろって言うのよ」とお迷いだろうか。ズバリ、自分に効果的な記憶の仕方の認知して活用するのだよ。そうして不得意科目の合格基準を満たせる要点を記憶する。得意科目の得点を積み増しする要点を同様にして総点の合格基準を確実に超える。既にメタ認知記憶法は貴方のものなのだから。
「チッそれができたら苦労はしない」とご立腹だろうか。ならば、万人に有用なご案内のメタ認知記憶法を再確認しておこう。それは覚える事の繰り返し。覚えた要点を忘れそうな時期にそうする。例えば2回目は1回目のそれを覚えてから1日後。3回目は2回目に覚えてから1週間後とするように。
その理由は覚える事の繰り返しが記憶の母であること。事実、瞬時に諳んじれるかけ算の九九、即座に御手が書き出すご自分の姓名、それらをそうして覚えておられるはずだ。ご自分に最適なメタ認知記憶法を探すのが面倒ならば繰り返して覚える万人向けのメタ認知記憶法を再びお勧めしておこう。
メタ認知記憶法に於ける健闘をも祈る
Good Luck!